ロビン・フッドの伝説 #010

ロビン・フッドの物語は有名でしょう。

映画やアニメにも何回もなっていますから。

ロビン・フッドはもちろん伝説中の主人公。
ただし、そのモデルとなった人物は実際にいたんだそうです。

ひと言で言えば、義賊。
アウト・ロウはアウト・ロウなのですが、大金持ちから奪って、貧しい人を助けることもあったといいます。

英国の十三世紀には未開の森がたくさんあって、アウト・ロウが住む場所はいくらでもあったらしい。
また、ロビン・フッドが弓の名人だったのも、ほんとうのことなのでしょう。

ロビン Robin は、ロバートの略だったとも、考えられています。

ではフッド Hood はなにか。
これは「帽子」なんですね。

いつも特徴的な帽子を被っているロバートだから、「ロビン・フッド」になったものと思われます。
「フッド」は、「フード」とも。
フッドは英語ふう。フードは日本語ふうという違いでしょうか。

フッド hoodは古い英語の「フッド」 hod で、これは「帽子」の意味だったそうです。

では、ロビン・フッドはどんな帽子を被っていたのか。
今に遺る銅像などから想像すると、「とんがり帽子」ではなかったか。
「クラウンの先が尖って」いるから、とんがり帽子。

とんがり帽子は英語ならなんて言うのか。

「ピークト・キャップ」 peaked cap。

ただし、「ピークト・キャップ」にはふたつの意味があります。
ひとつは「前びさしのあるキャップ」。
そしてもうひとつが、「とんがり帽子」。

まあ、それはともかく、時には子ども心に還って、とんがり帽子を被ってみたいものです。