ランタン・ハットの物語 #009

イサム・ノグチは有名でしょう。

日本が誇るべき、世界的なアーティストです。

イサム・ノグチの父は、野口米次郎。
アメリカで活躍した詩人。慶應大学で教壇に立ったこともあります。

野口米次郎がアメリカ人のレオニー・ギルモアと結婚して生まれたのが、イサム・ノグチ。
イサム・ノグチはハーフであるために、苦労もあったようです。

戦争中は「敵国人」として、捕らえられてもいます。
この時、イサム・ノグチを助け出してくれたのが、フランク・ロイド・ライトだったという。

戦後は日本でも暮らしてもいます。
その時イサム・ノグチが結婚したのが、李 香蘭。
つまり女優の山口淑子。

イサムと淑子との新居を提供したのが、北大路魯山人だったのです。
それでしばらくの間、鎌倉のの北大路邸の隣に住んでいます。
華麗なる人間関係と言って良いでしょう。

1950年代、イサム・ノグチは当時の岐阜市長に招かれます。

そこでイサム・ノグチが注目したのが、岐阜提灯。
岐阜提灯をヒントに創ったのが、AKARI 。

竹ひごと和紙だけで仕上げた証明器具です。
今から数十年前に生まれて、今日でも、名作、ベストセラー。

ただこのAKARI だけでも、イサム・ノグチはもっと評価されても良い人物です。

竹ひごと和紙。

ランタンが作れるのなら、ハットも作れるでしょう。
軽くて、明るくて、ユニークな帽子。
もちろん、ジャポニスムの美でもあります。

ただし、雨の日には禁物ですが……。