ピンホール・ハットの物語 011

ピンホール・カメラというのがあります。

これはレンズを使わないカメラのこと。
レンズ無しに、写真が写せるのです。
針穴写真機とも。

ピンに先で開けたほどの穴だから、ピンホール。
この小さな穴を通して像が入り、印画紙さえ用意しておけば、そこの像が結ばれるのです。

形としては小型の箱で、その内側に感光紙を貼って置くのです。
小学生でも作れるほどですし、またその一方で、
ピンホール・カメラを使ってのプロ写真家もいるくらいです。

この場合のピンホールとは、だいたい0,2㎜から0,5㎜くらいの直径とされます。

このピンホール・カメラにヒントを得て、フエルトに小穴を開けてみましょう。

フエルト全体に規則正しく、たくさんの小穴を開ける。
と、風通しが良くなります。しかも小穴なので、雨を通すことはありません。
つまり夏であっても快適な帽子となってくれるでしょう。

よくネクタイの柄に「ピン・ドット」というのがありますが、ちょっとあんな感じでもあるでしょう。

フエルトですから、穴を開けてもまったく問題なし。
ほんとうに、フエルトは素晴らしい材質ですね。

それをさらに快適にしてくれるのが、ピンホールなのです。