フェズ伝説 #018

帽子の分け方にも、いろんな方法があるようです。

たとえば、「ハード・ハット」と、「ソフト・ハット」。
硬い帽子もあれば、柔らか帽子もある、というわけです。

ひとつの例を挙げれば、トップ・ハット (シルク・ハット ) は硬い帽子の代表でしょう。
ボーターも、硬い帽子。
指で軽く叩くと「カンカン」と音がするので「カンカン帽」の名前になった、
そんな話もあるほどです。

一方、ベレー帽は柔らかい帽子の代表でしょう。
いざとなれば、丸めてポケットに入れておくことさえできます。

また昔、「トラヴェラー」という名前のソフト・ハットがありました。
これも丸めてポケットに入れておける帽子でした。

ところで、キャップで、なおかつハードな帽子というのもあります。

その代表が、「フェズ (fez)」。

フェズは円筒型お帽子。
小さなバケツを逆さにしたような帽子。

以前はトルコの国民帽でもありましたから、「トルコ帽」とも呼ばれたものです。
色は、赤。同じく、赤の長い房がつきます。
赤い房はクラウンの中央から流れて、ちょうど帽子の端にまで垂れる長さに作られます。

昔、「フェス」Fez という場所で作られていたので、その名前があります。

赤なら「トルコ帽」ですが、黒などの応用があって良いかも知れません。

そういえば昔、スカルノ大統領も、こんな帽子を被っていたような記憶があります。