サヴァイヴァル・ハットの物語 #019

時に帽子に羽根を挿すことがあります。もちろん帽子の飾りとして。

あの羽根飾りのことを、「プリューム」 plume と呼ぶんだそうです。

プリュームの歴史は、古い。
たぶん帽子の歴史とともに古いのではないか。
ひとつの想像として、ハンティングと関係しているのではないか。

弓で鳥を射る。
その鳥の羽根を帽子に飾ったのではないか。
つまり弓の上手であることを示すためにも。

羽根を飾るなら、ルーペを飾っても良いのではないか。
帽子に小型の、高性能のルーペを挿しておく。

そうすると無人島にひとり流されても、火が熾せる。
黒い紙に太陽光線を集めると、いとも簡単に火を得ることができる。
つまりルーペはサヴァイヴァル・グッズなのです。

サヴァイヴァル・グッズとして欠かせないのは、浄水器。
これも超小型、超高性能を装備する。
ハット・バンドの脇に挿しておく。
これさえあれば、汚れた水でも、飲むことができる。

それから釣糸と釣針。これで魚を釣ることができる。
火が熾せて魚が釣れたなら、焼魚だって食べられる。
ちょっとしたロビンソン・クルーソー気分である。

無人島に木や草があったら、小屋が建てられる。
超小型のスイス・アーミー・ナイフも、ハット・バンドに挿しておきましょう。

超小型の望遠鏡も欲しい。

超小型のボールペンと、ノートも。

とにかくハット・バンドの周りにありとあらゆるサヴァイヴァル・グッズを挿しておく。

そんな「サヴァイヴァル・ハット」があったらいいなあ。