ペイパー・ハットの物語 #032

『イッツ・オンリー・ア・ペイパームーン』という曲があります。

たとえば、ナット・キング・コールも歌っています。
発表されたのは、1933年。
実にいろんな歌手によって歌われる、名曲。
もちろん、歌ばかりか演奏もたくさんありますね。

これは歌詞の中に、「紙で作ったお月様」が出てくるから、この題名なんです。

紙でお月様が作れるなら、帽子だって作れるでしょう。

そのヒントは箱にあります。
店でコーラなどを六本買うと、ぴったりの箱に入れてくれることがあります。
箱の上には把手もついていて、持ちやすい。便利です。

あの紙の箱、よく見ると一枚なんですね、一枚の紙に複雑な切り目を入れてあるから、組み立てることによって、立体の箱に。
驚くほどうまく考えられています。

あの紙箱の要領で、帽子を作ってみたい。

ペイパー・ハット。

もちろん色や柄は自由。もしうまく隙間ができたなら、夏向きかも。
第一、畳むとまた一枚になって、鞄の中にだって入れておけるでしょう。
携帯にも、便利。

「型紙」? さえ作っておけば、大量生産も可能。

なにかのユニフォームの帽子としても、役立ってくれるでしょう。