エスカルゴ・キャップの物語 #033

マドラス・チェックという柄があります。

その昔、インド、マドラス地方で織られていた生地がはじまりなんだそうです。
マドラスの歴史は、古い。
そもそものマドラスは絹であったと、考えてられています。
シルクからやがてコットンでも織られるようになったのでしょう。
そして最初は無地だったとも。

つまり「マドラス」は生地名だったわけです。
無地のマドラスがストライプ柄になり、やがて今のような格子柄になったのでしょう。

では、古い時代のインドで「マドラス」は何に使われてのか。
ターバン。
もちろん一枚の布ですから、様ざまの用途があったに違いありません。
が、ターバンにマドラスが用いられたのも、事実。

だから、というわけではありませんが、マドラスのキャップがあっても良いのではないでしょうか。

まるでターバンを巻いているかのようなキャップ。

ターバンを上手に巻くのは手間も時間もかかります。
でも、キャップならすぐにかぶって、すぐに脱ぐことができます。

一瞬、エスカルゴのような形にも見えるところから、
「エスカルゴ・キャップ」と、名づけたいと、思うのですが。