ティーコジー・キャップの伝説 #033

イギリス人が紅茶好きであるのは、よく知られている通りです。
また、イギリスの紅茶は美味しい。

イギリス人にとって、朝いちばん、ベッドの中で飲む紅茶は、なによりの贅沢なんだそうです。
イギリスでの紅茶は、まず例外なくミルク・ティー。
うんと濃い紅茶をうんと濃いミルクで割って、飲む。
美味しいはずです。

この「濃い」紅茶のことを、「ストロング」と形容します。

濃い紅茶のための小道具が、「ティーコジー」。tea cozy。
「コジー」 coz はどうもスコットランドから来た言葉のようです。
その意味は、「心地良さ」。

ティー・ポットを心地良くしておくための「帽子」が、ティーコジー。

ティー・ポットを用意して、紅茶を葉を入れる。
ティー・スプーンで、人数分を入れる。
で、最後に「フォー・ポット」と言って、一杯余分に入れる。
これが美味しい紅茶のコツなんだとか。

美味しい紅茶のために、しばし待つ。

この間にポットを冷まさない小道具が、ティーコジーなんです。

このティーコジーに似た形の帽子を、ティーコジー・キャップ。
クラウンの頂上には、小さな「把手」が付くのが特徴です。

もちろん本来は、ポットに被せやすいための工夫なのですが。