クレイジー・キャップの物語 #035

クレイジー・キャッツではありません。

「クレイジー・キャップ」です。

でも、おかしな帽子ではありません。
「面白い帽子」です。

よくクレイジー・シャツということがあります。
たとえば前身頃で、左右の柄が違っているとか。
ただし、柄での統一感はあって色違いによって構成される。
ギンガム・チェックとか、マドラス・チェックとか。

これも一例ですが、左右の袖口で、色が違っていたり。
さらにはそのカフスの裏地も違うとか。
ひと口にクレイジー・シャツと言っても、なかなか奥が深い。

あの「クレイジー……」は、もともとオーダー屋さんがはじめたものでしょう。
オーダーの場合、どうしても端切が出る。
その端切を集めたのが、出発だったのでしょう。
逆にいえばそれだけの注文があったのでしょう。

クレイジー・シャツがあるなら、「クレイジー・キャップ」を。
キャップにはエイト・ピース、シックス・ピース、フォア・ピース……などがあります。
「八つ接ぎ」なんて言いますよね。

何枚かの布を接ぎ合わせて作るわけですから、「クレイジー・キャップ」には、ぴったりです。

シアサッカーの「クレイジー・キャップ」なんかも、被ってみたいですね。