シェイド・ハットの物語 #036

シェイドはもちろん「陰」のことです。
「サン・シェイド」といえば、サングラスの意味にもなったりも。

昔の古い映画を観ていると、編集者が編集部の中で、サン・ヴァイザーのようなものを被っています。
あれもまた「シェイド」の一種でしょう。

シェイド shade は、シャドウ shadow とも関係のある言葉なんだそうです。

それからまた、「ランプ・シェイド」があります。
電気スタンドの笠。
電気スタンドも「シェイド」がなくては使いにくいものです。
光を集め、そして和らげる効果があります。

ランプ・シェイドは電気スタンドの帽子とも言えるでしょう。

一度「帽子」から離れて、「頭の笠」と考えるのも、良いかも知れません。
まるで電気スタンドの笠のようなハット。

大きくは「カノピー」と、「ステイ」とで構成される。
「カノピー」はハット上部の張り布のこと。
「ステイ」はカノピーを支える、ハット・バンドの部分。

ハット・バンドはレザーで、ある程度のサイズ調整のできるもの。
この革製のハット・バンドには6本の竹の丸棒がセットされます。
この6本の竹棒がカノピーを支えてくれる。

ということはいくつかのカノピーを用意しておけば、自由に「ステイ」を使って「変身」させることができる。

シェイド・ハットはハット・バンドだけで固定されて、カノピーと頭との間には空間があって、微風が涼しく流れてくれるものです。