カンムリ・キャップの物語 #045

ここでのカンムリは、「冠」のことです。

冠のはじまりは奈良時代と言いますから、古い。
もちろん身分高き人の正装でありました。
これはたぶん中国からの影響なんでしょうが、冠無しは失礼だったようです。
人と会うときは、どんな場合でも冠を被ったそうです。
もちろん屋内でも。

冠にも大いに興味あるのですが、あれはいったいどんな材質で作られていたのか。

たとえば、「羅」 ( ら ) なども使われたようです。
羅は薄い絹地のこと。半透明の布地。
羅一枚では心もとないので、たとえば糊のようなもので固めたのではないでしょうか。

冠の後ろに長く帯のように垂らすものを、「燕尾」と呼んだ。
「燕尾」にはどんな生地を使ったのか。

興味は尽きません。

というのは冠の装飾には馬の毛や鯨の髭まで使ったそうですから。

それはともかく「羅」の半透明の生地で帽子を作り、「カンムリ·キャップ」と名づけてみたいのですが。