コークスクリュー・ハットの伝説 #051

ワインはたいていボトルに入っています。

ボトル一本のワインは、なぜか二人で飲むのにちょうど良い量でもあります。
ワインは友情の飲物ということなのでしょう。

ワイン・ボトルの栓は多く、コルク。
このコルクの栓をワイン・オープナーで開けて飲むわけです。

ワインを保存する時、ワインはあのコルクを通して、呼吸しているんだとか。
コルクの栓が濡れていると、小さな息を。
コルクの栓が乾いている時、大きな息を。

ですから、コルクの栓が長い時、それは長期保存に適したワインであることを物語っているのです。

そうです、コルクは呼吸する素材でもあるのです。

その昔、白い防暑帽の裏には必ずコルクを張ったものです。
断熱材として。それなら、コルクを主体にした帽子があっても良いのかも知れません。
コルクは軽くて、いかようにも形を整えることのできる素材ですから。

コルクはコルク樫の樹皮ですから、まったくの天然素材。
大自然の空気を頭に乗せている気分にもなれることでしょう。

「コーク・ハット」のクラウン頂上には、丸いボタンを付けましょう。
このボタンはネジ式になっていて。ネジ回すことで、開いたり、閉じたり。
つまりクラウン内部の空調ができる。
ボタンを開けると、頭の上で温められた空気が逃げてゆく。

この空調式の帽子を、「コークスクリュー・ハット」と、名づけてみたいのです。