キャスケットの伝説 #020

キャスケットもまたよく使われる言葉です。

時によっては「カスケット」とも。

これは casquette を「キャスケット」というか「カスケット」というかの違いなのでしょう。
もともとはフランス語ですが、今では英語としても使われます。

英語での「ハンティング・キャップ」に近いものと考えてよいでしょう。
もちろん一枚天井があり、六枚剥ぎがあり、八枚剥ぎがあります。

キャスケットは、「カスク」casque から出た言葉です。
「カスク」はおそらく中世から使われていた鉄兜、つまり軍用ヘルメットのことなのです。

カスクから、キャスケットへ。

直訳すれば「軽いカスク」と言ったところでしょうか。

鉄兜はもちろん戦の時に身を守るための道具。
親しい人に会う時、カスクのままでは失礼になる。

だから、カスクを脱いだ。

今も親しい人に会って挨拶する習慣は、このカスクと関係しているのでしょう。