ブルージュ・ハットの伝説 #111

ブルージュは、ベルギーの地名であります。

ただ、その表記がちょっとややこしくて。
Br ug es はフランス語での書き方なんだとか。
それで「ブルージュ」に近い発音になる。

でも、ベルギーでは、Br ugg e で、「ブリュッヘ」に近い発音なんだそうですね。
まあ、ここではブリュッヘでもブルージュでも良しとしましょうか。

ブルージュは古い時代から輸出入で栄えた町でもあるという。
アイルランド人、キアラン・カーソンの書いた奇書『シャムロック・ティー』でそのことを知ったのですが。

良質バターは、ノルウェイから。
サフランは、スペインから。
豚は、アイルランドから。

もちろんこれは、1525年頃の話なのですが。
また、『シャムロック・ティー』には、こんな話も出ています。

「品質世界一の帽子はブリュージュで作られる。」

時代のことはさておき、「世界一の帽子」というのは気になりますねえ。

これはフェルト自体の品質が「世界一」だったという意味なのでしょうか。
それとも帽子の「仕上げ方」において「世界一」だったのでしょうか。

それはともかく、「世界一の帽子」という目標があるのは、とても良いことだと思います。

日本もそのうち「世界一の帽子」の産地となることでありましょう。