スカーフ・ターバンの物語 #119

ターバンはいったい「帽子」のひとつなのか、どうなのか。

ターバンはもともと一枚の布であって、それを頭に巻くことで、帽子化するわけであります。
帽子であるような、帽子でないような。

こんな時に便利な言葉があって、「ヘッド・ウエア」。
また、「ヘッド・ドレス」の言葉もあります。
つまりターバンもまた、「ヘッド・ドレス」の仲間であること、いうまでもありません。

ターバン t urb an は花の「チューリップ」と関係があります。

英語のターバンは、古いトルコ語の「テューベン」 から出ているらしい。
そして同じようにターバンもこの「テューベン」が語源なのです。

要するに、チューリップの花の色や形に、ターバンがよく似ている。
それで、「ターバン」になったんだと、考えられています。

さて、1930年代に流行したものに、「スカーフ・ターバン」があります。
細長い布で、しっかりとターバン部分を作る。
で、作った端も長く残しておく。
と、ターバンをかぶってなお、その一方をスカーフとしてあしらえるわけです。

言い換えれば、ターバンとスカーフとが、お揃い。
お揃いとはいっても、結局はひとつにつながっているのですが。

「スカーフ・ターバン」、ぜひもう一度、復活させたいものですね。