ランラン・ターバンの物語 #149

ランランとひと言聞いて、すぐにピンとくるようなら、よほどのテニス通でしょうね。

もちろん、スザンヌ・ランランのことです。
スザンヌ・ランランは、1920年代に活躍した、テニス選手。

スザンヌ・ラシェル・フロール・ランランは、1899年の巴里に生まれています。
すでに十代の頃から、テニス選手としての才能を発揮していたらしい。
1919年には、ウインブルドンで初優勝を飾っています。
それからというもの、連戦連勝の感があったものです。

1920年代の、スザンヌ・ランランはファッションの改革者でもありました。

はじめてショート・スカートでコートに立った女性として。
1920年代以前のテニス・ウェアは、白い、フル・レングスのスカートだったにもかかわらず。

もちろん「ショート・スカート」とはいっても踝が見えるほどの長さだったのですが。
これでさえ、「革命的」だったのです。

スザンヌ・ランランのもうひとつの「ウェア」に、ターバンがありました。

ランランは、大胆な色の、長いスカーフを頭にぴったりと巻いたのです。

試合中に髪が顔にかからないように。

スザンヌ・ランランに敬意を表して、「ランラン・ターバン」を流行らせようではありませんか。