パレット・ハットの物語 #172

今、もう一度、少女の頃に戻って。
水彩画を描いてみるとしましょう。

絵具の色には、どんな色を揃えておきたいですか。
まず、白と黒とは欠かせませんよね。

あとは赤、ブルー、グリーンも必要でしょう。
これで、五色。
この五色にふたつを加えると、七色になります。
茶という人もいれば、紫という人もいるでしょう。

まあ、基本となる七色があれば、それらを適宜混ぜて、
新しく色をつくることもできますからね。
この色をつくるときに便利なのが、パレット。
というよりも絵を描くときに、パレットは欠かせでしょう。

まるでパレットのような帽子があれば、いいなあ。

半球型のクラウン。
水平のブリム。
この二つを自由に組み合わせることができたなら、「パレット・ハット」が完成します。

水平のブリムは、平たいドーナツ型。
この平たいドーナツ型ブリムを、半球型クラウンの間に差し込んで、組み立てる。

フエルトのクラウンの下が二重になっていて、このステイの間に、ブリムを挟んで一体化。
すると、可愛い帽子の誕生です。

もしパレット・ハットを七色用意しておけば、組み合わせ自由。
ブルーのクラウンに、レッドのブリムとか。
あるいはまた、ホワイトのクラウンに、ブラックのブリムだとか。

これからは大いに、「パレット・ハット」を愉しみたいものですね。