アメデオ・キャップの伝説 #262

アメデオは、アメデオ・モディリアーニのことです。
巴里の世紀末に活躍した画家であります。

巷の人びとの印象では、「首の長い女を描く画家」といったところでしょうか。
たしかにモディリアーニは、「首の長い女」を描いていることは、事実であります。
と同時に、2018年のオークションでは、
モディリアーニの『裸婦』が、100億円を超える金額で売れたことも事実です。

モディリアーニは、1884年7月12日、イタリアのリヴォルノに生まれています。
そしてまた、1906年に巴里に出た時は、彫刻家だったのです。
が、イタリア人のモディリアーニが巴里で暮らすうちに、絵を描くようになったのです。

しかし残念なことには、アメデオ・モディリアーニは、
1920年1月24日、三十五歳の若さで世を去っています。

アメデオ・モディリアーニが、1913年頃、描いたデッサンが遺っていて、
今はフランスの「ディジョン美術館」所蔵となっています。
『イヤリングをした女の頭部』。やはり女の首は長く描かれているのですが。

あくまでも彫刻のための素描ではありますが。
女の頭には、ちいさなちいさな帽子が載っているのです。
なんだかシニヨンのようにも思えるのですが。
また、「帽子」でもあるような。

これが果たして「帽子」であるのか否かはさておき。
アメデオ・モディリアーニの絵に観るような
ミニ・ハットがあっても良いのではないでしょうか。

もしそれを作るなら、ぜひ「アメデオ・キャップ」と命名したいものであります。