サテン・ガブの伝説 #286

ここでの「ガブ」gobは、GI キャップのことであるます。
正しくは、「ガブ・キャップ」でしょうか。

ガブはつい「ゴブ」と訓みそうになってくるのですが、
純然たるアメリカ英語なので、「ガブ」と発音するんだそうですね。

アメリカ英語としての「ガブ」 gobは、
もともと「沿岸警備隊」を指すスラングだったという。
それが後に、アメリカ海軍の「水兵」を意味するようになって。
やがてはGIのかぶる平たく畳める帽子をも、意味するようになったのでしょう。

ところで今なお「ガブ」の語源は分かってはいないらしい。
まったくの想像ですが、スコットランドの、ゲール語、
「ゴブ」gobと関係があるのかも知れません。
スコットランドでの「ゴブ」gobは、「口」の意味。

ガブ・キャップをかぶる時に、丸く拡げる。
この形が「口」に想えるので、ゴブ。
ゴブからやがて「ガブ」になったのではないでしょうか。

それはともかく、ガブは、畳んで、邪魔にならない。
皺にならない。
便利な帽子であります。

このガブを、シルク・サテンで作ってみたいのです。
ピンクや、パステル・ブルーの、サテンのガブがあったら、
さぞかし愉しいだろうと思います。