地球にやさしい、サステナブルな帽子選び
8月10日は、8と10を「ハット」と読んで「帽子の日」。
今年、帽子の日のスローガンは「考えよう。地球のためにできること」。Hats for Green Projectと称して、お客様と一緒にサステナビリティについて考えます。
サステナビリティとは
サステナビリティ(直訳:持続可能性)とは、環境・社会・経済の3つの観点からこの世の中を持続可能にしていくという考え方のこと。
「持続可能な社会」とは、地球環境が適切に守られ、これから生まれてくる世代の人たちが必要とするものを損なうことなく、いまの世代の人たちの要求を満たすような開発が行われている社会を指します。
オーバーライドでは2020秋冬コレクションから、サステナブルな商品づくりへの取り組みをはじめました。ここではその中から、環境に配慮した素材を使ったアイテムの一部をご紹介します。
土に還る繊維「キュプラ」
スーツやスカートの裏地などでよく目にするキュプラ。実は土に還る素材で、地球の環境を考慮したエコな再生繊維です。
こちらのキャップとキャスケットは、キュプラとコットンの複合素材を使用。地球にやさしいことに加えて湿気を調節する機能に優れ、晩夏~秋まで心地よく被れます。
さらになんと、どちらも洗濯機で洗えます!ひとつの帽子を気軽に長く愛用できるのも、サステナブルのひとつではないでしょうか。
熱で成形されたこちらのサーモキャップ&ハットは、キュプラとウールの複合素材を使用。ウール混ながらさらっとした風合いで、暑さが残る時期から被れます。
さらに、ハットとクロッシェはご家庭で手洗いできるイージーケア。汗をかいたり汚れが気になったりしたら、洗って気持ちよく使ってくださいね。
地球にやさしいリアルレザー
このシリーズの革を作るのは、レザーに関する安全性や環境対策を審査する国際団体「Leather Working Group(LWG)」の認証を日本で唯一取得した、高品質でサステナブルなレザーを作る工場。あまり知られていませんが、牛革製品に使われるのは肉や乳をとった後の副産物。その中でも、ここでは乳の出ないオスの乳牛の最高級の原皮を使用しています。
今回使っているのは、透明感のある艶とヴィンテージな風味を合わせ持った革。ベジタブルタンニン(植物から抽出した渋)でなめしてあり、使い込むほどに変化を楽しめます。
オーバーライドは、帽子がどんな人やスタイルの中にも入りやすいように、そばに寄り添う存在でありたいと思っています。それは、地球環境に対しても同じこと。
オーバーライドのサステナビリティはまだ始まったばかり。できることから少しずつ、取り組みを続けていきます。
※商品の取り扱いについては、各店舗へお問い合わせください。
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