頭が大きい人の帽子のお悩み解決！プロが教える似合う帽子の選び方《おすすめ商品も紹介》

帽子屋に訪れるお客様からよく聞かれるのが、頭のサイズが大きくて帽子が似合わない、そもそも頭に入らない、というお悩み。実はそれ、解決できるんです！この記事で紹介するのは、自身もヘッドサイズが大きいスタッフに聞いた、帽子選びのコツとおすすめのアイテム。目から鱗の裏技もこっそり教えます。

頭が大きい・小さいとお悩みの女性は、こちらの記事もぜひご参考に。

●目次
頭が大きい人の似合う帽子選びは「大きめ」がポイント
帽子ブランドの大きめキャップ8選
帽子ブランドの大きめバケットハット・ハット8選
帽子ブランドの大きめハンチング・キャスケット3選
頭の大きい人におすすめ！ニット帽・ベレー帽2選
帽子が入らないときの超裏技
頭が大きい人の帽子探しは帽子専門店で！

頭が大きい人の似合う帽子選びは「大きめ」がポイント

頭が大きくて帽子が入らない・似合わないと思っている人は、実は無理して小さい帽子を被ろうとしているパターンが少なくありません。さまざまなポイントで「大きめ」をキーワードに帽子を選ぶことで、自分に合うサイズはもちろん、小顔に見せる効果も。まずは頭が大きい人ならではの帽子選びのコツを押さえておきましょう。

頭囲だけじゃない！頭が大きい人が選ぶべき「大きめ」の帽子とは？

ヘッドサイズが大きいお客様に多いのが、頭を小さく見せたくてコンパクトな帽子を被ろうとすること。実は逆で、頭に合う大きめサイズを選ぶのはもちろん、つば広ハットなどあえてボリュームのある形状のものを被る方がおすすめ。相対的に顔が小さく見えて、小顔効果が期待できます。ニット帽やキャップも、生地やシルエットにボリューム感があるものを選ぶと、小顔に見せられます。

帽子を選ぶときのコツ（ニューエラキャップの例）

たとえばキャップなら、幅が広めで、被りが深めなものを選ぶのがおすすめ。バイザーのカーブが急でタイトになったものよりフラットバイザーで顔の輪郭よりも幅が広めのほうが、フェイスラインが強調されずに被れます。

また、キャップに限らず浅めの帽子は顔が大きく見えることも。頭の大きさが気になる人は、深さがあるものを選ぶのが無難です。

帽子の色選びのポイント

いわゆる膨張色といわれる明るい色をあえて選ぶというテクニックも。定番の黒は安心感がありますが、形によっては、逆に顔の大きさが強調されることがあります。ベージュなどの明るい色もぜひチャレンジしてみて。

帽子ブランドの大きめキャップ8選

ここからは、オーバーライドで販売中の人気帽子ブランドから、ヘッドサイズが大きめの人におすすめのアイテムを紹介！まずは帽子の超定番、キャップから。

細部へのこだわりが満載！arthの大人気キャップ

帽子好きから高い支持を誇るarthの定番キャップは、東洋人に似合いやすいシルエットでヘッドサイズをきれいにカバー。ふっくらとした生地、シンプルなデザインで長く愛用したくなるこだわりが詰まっています。サイズも被りやすいカラバリも充実しているので、これまで帽子が似合わないと思っていた人の、帽子を被るきっかけになることも。

しっかり被れるワークキャップもおすすめ

深さとシルエットで頭の大きさをカバーするなら、ワークキャップもおすすめ。クラウン部分が直線的なので、浅いものだと顔がより浮いて見えてしまう場合もありますが、こちらは適度な深さで安心して被れます。オーバーライドのキャップは深さがあるものが多いので、サイズにお悩みの人でも被りやすいはず。

ニューエラ「59FIFTY」は大きいサイズも◎

街で見ない日はないニューエラのキャップには、素材やシルエットなど多彩なモデル展開があります。なかには被りが浅めでワンサイズ展開のものもあり、頭が大きいとうまくなじまないことも。MLBのオンフィールドモデル「59FIFTY」なら、1インチ刻みで63.5cmまで展開があるうえに、被りが深めなので大きめサイズの人にもおすすめです。

つばがゆるやかにカーブした「Low Profile」も

フラットバイザーと呼ばれるつばが平らなタイプはストリート感が強くて苦手…という人には、あらかじめバイザーをカーブさせたLow Profileという選択肢も。こちらも選手が試合で被るモデルのひとつですが、つばがカーブしていることで少しカジュアルで柔らかい印象に。

カジュアルなモデルが好みなら「39THIRTY」

よりカジュアルなモデルなら、「39THIRTY」がおすすめ。被りが深めでフロントパネルに芯が入っているため、立体的なシルエットに。曲線的なシルエットなので、女性も被りやすいはず。S-M・M-L・L-XLと3サイズ展開で、細かいサイズ確認が不要なのも魅力です。

ニューエラの人気モデルは、下記の記事でも紹介しています。

カンゴールのフィット感・安定感抜群キャップ

カンゴールは世界的帽子ブランドなだけあって、サイズ展開が豊富。こちらのモデルは大きな頭もカバーしてくれるしっかりとしたフォルムが魅力。さらに頭まわりに伸縮性のあるヘッドバンドを使用しており、フィット感が抜群です。クラウンが深めなので、ヘッドサイズが大きめの人も安定感のある被り心地で着用できるはず。

カンゴールは定番人気モデルもおすすめ

こちらの日本別注ベースボールキャップも、被りが深めでヘッドサイズが大きめの人にもおすすめのアイテム。洗いのかかった生地はこなれ感があって幅広いスタイリングに合わせやすく、ベーシックなアイテムとして人気を集めています。使いやすいカラバリも豊富で、好みの1点が見つかるはず。

ワイドブリム&ゆったりサイズ感のジェットキャップ

特徴的な5パネルの構造がスタイリッシュなジェットキャップはおしゃれな人たちからも人気の形状。ただ、被りが浅めのものが多く、大きいサイズの人に限らず着こなすのが難しいことも。その点、こちらのモデルはワイドなブリムとゆったりとしたサイズ感で、大きめの人でもすっぽりと被れそう。

帽子ブランドの大きめバケットハット・ハット8選

続いては、頭を囲うツバが小顔効果も期待できるハット。カジュアルなバケットハットから、きれいめなフェルトハットまで幅広く紹介します。

さりげないロゴがポイント！ニューエラのバケットハット

サイドに配されたロゴが、さりげないポイントとして利いてくるバケットハット。ニューエラはキャップだけでなくバケットハットも人気で、つばの長さ別にBUCKET-01・02・03と展開があります。01はちょうど中間で、顔の大きさをカバーしながら初心者でも使いやすいバランスのよさが魅力。

帽子専門店ならではのサイズ展開＆ディテールに注目

オーバーライド定番モデルのバケットハットは、56～62cmの4サイズ展開。こちらのアイテムは、クラウンとブリムの繋ぎ目のステッチを無くすことでクラウンが頭より少し外側に出て、さりげなく小顔に見せるという細かい工夫も。大きい頭にお悩みの人はぜひ試してほしい形です。

XXLまであるのが嬉しいカンゴールのバケットハット

サイズが豊富なカンゴールは、カジュアルなバケットハットもXXL（62～63cm）まで展開があるので、今までバケットハットが入らず諦めてきた人も、つばで耳まで覆われる感覚を体験できるはず。洗いのかかったコットン素材で、くたっとした素材感が抜け感を演出します。

上質でカジュアルすぎない大人のバケハ

「Message Cap」と同シリーズの、arthの定番人気モデル。ストリート感のあるコットン素材のアイテムが多いバケットハットのなかで、こちらは膨らみのあるダンボールクロスを使用した上質仕様。モードなスタイリングに合わせても違和感なくマッチします。ふっくらとした素材でサイズ展開も豊富なので、頭の大きさも美しくカバーしてくれるはず。

サイズ展開と機能性を両立したアウトドアハット

レジャーシーンはもちろん、シンプルなデザインでタウンユースもおすすめなアドベンチャーハット。こちらはオンラインストア限定で62cmのサイズまで展開があり、大きなサイズにも対応しています。UVカット率90%に加えて撥水加工も施されているので、幅広いシーンで活躍してくれそう。

「自分に似合う」に出合える中折れハット

自分の頭に合うハットに出合ったことがない人のエントリーモデルとしておすすめなのが、こちら。62cmまで展開があるうえに、細かい編み地のニット素材でフォーマルすぎず、カジュアルすぎず、ファッションに取り入れやすいはず。コットン素材で季節を問わず使えるのも魅力。

初心者も被りやすい王道中折れハット

オーバーライドで春夏に人気の型が、フェルトハットになって初登場。5.5cmの標準的なブリム幅と頭の丸みに沿った形状、62cmまでの幅広いサイズ展開で、これまでフェルトハットが自分に合うか不安を感じていた人も取り入れやすくなっています。

広めのブリムをクールに着こなして

ヘッドサイズが大きい人にこそおすすめしたい、広めのつばの中折れハット。8cmのブリム（つば）は存在感があり、顔や頭の大きさをカバーしてくれます。フォーマルなシーンにぴったりの上質な作りですが、カジュアルなスタイリングのハズしにもおすすめ。大人の魅力をさらに引き立ててくれそう。

帽子ブランドの大きめハンチング・キャスケット3選

定番のキャップ・ハットの他にも帽子の種類はさまざま。続いて紹介するのは、キャップはあまり得意ではないという人にも取り入れやすい前ツバのアイテム、ハンチング、キャップです。

キャップのような感覚で被りやすいハンチング

スポーティなキャップとは一味違ったアイテムを探しているなら、ハンチングもおすすめ。ハンチングは浅めのものも多いなかで、こちらはキャップとハンチングを両立したような形で、被り心地とデザインのどちらの観点でも取り入れやすいと支持されています。

ワイドなシルエットで小顔効果が狙えるハンチング

カンゴールといえばハンチングを思い浮かべる人も多いのでは？そのなかでも定番モデルのひとつとされるのが、この「504」。やや横に広いシルエットで、顔の形や大きさを問わず似合いやすくなっています。後ろ前に被ると大きめのベレーのような見た目で、より小顔に見せられます。もちろん、XXL（62～63cm）までサイズ展開あり。

ガバッと被る感覚を大きめサイズの人にも

オーバーサイズのアイテムをゆるっと着るような感覚で被れるarthのキャスケット。タックの入った立体的なフォルムで誰でもおしゃれなシルエットが作れるうえに、後ろに前に、左右にと自由に動きが付けられる楽しさも。顔の形に合わせてベストな被り方を探して。

頭が大きい人におすすめ！ニット帽・ベレー帽2選

つばの無いニット帽やベレー帽は、顔が大きく見えてしまうのが気になりやすい帽子のひとつ。しかし、上手にアイテムを選べば小顔効果を狙うこともできるんです。

ふんわりした厚みで小顔効果が狙えるニット帽

頭にぴったりフィットするニット帽は、頭や顔の大きさが気になる人にはハードルが高いことも。そんな人におすすめなのが、ふっくらとした厚みがあるニットワッチ。頭のラインが出にくいうえに、顔まわりの折り返しによって小顔効果も期待できそう。

しっかり被れるクラシックなベレー帽

慣れるまではハードルが高く感じられがちなベレー帽は、実はニット帽に近い感覚で被れて、おしゃれ上級者見えするアイテム。頭の大きさが気になる人は、大きめのサイズ展開があることはもちろん、深く被れるものがおすすめ。被り口にデザインが施されていると、頭の大きさをカムフラージュしてくれる効果も。

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帽子が入らないときの超裏技

最後に紹介するのは、キャップやバケットハットなど、自分が被りたい帽子がどうしても入らないときの裏技。

帽子の生地が伸びて大きくならないよう一定のサイズに保つための「インチテープ」というものが使われている帽子は、そこに数カ所切り込みを入れると、サイズを少し伸ばして被れます。

帽子の裏側を一周しているスベリをめくるとインチテープが現れるので、チェックしてみてください。ただ、間違ったところを切ってしまう恐れもあるので、あくまで裏技として紹介します。

頭が大きい人の帽子探しは専門店で！

オーバーライドで取り扱う帽子は、自社のオリジナル製品からインポートブランドまで多彩なラインナップ。自分に合うサイズやデザインがないとお悩みの人にも、ぴったりな1点が見つかるはず。似合わないと諦める前にぜひ一度、帽子専門店へ。