2022年春夏 | 帽子の最新トレンドをスタッフコーデでご紹介！

被るだけでいつものコーデを新鮮にランクアップできる帽子。今回はその中でも、2022年春夏に流行の兆しが見える”ネクストトレンド候補”をいち早くお届け。帽子専門店オーバーライドのスタッフによるコーディネートと合わせてチェックして、自分に似合いそうなトレンド帽子をぜひ見つけてみてください。

●目次
1.ハンチング
　毎日被りたい涼しげハンチング
　一癖ありのハンチングでおしゃれ度急上昇
2.変形チューリップハット
　フリルハットは一大トレンドの予感！
　あごひも×レース編みは今シーズンの鉄板
3.技ありキャップ
　おしゃれ＆機能性UPのネックスクリーン付き
　ありそうでなかった！あごひも付きキャップ
4.ダウンブリムの深めバケハ
　異素材の掛け合わせが特徴的！ペーパーブリムハット
　クラフト感あふれるニットハット

1.ハンチング

大人の男性が被るイメージが強かったハンチングですが、最近ではハンチング女子も増えてきて、おじさんアイテムから一転してトレンド入り。ここ数年人気だった後ろ被りを楽しみ尽くして、王道の前被りに落ち着いた方もいるのでは。外出する機会が増えるこの夏、キャップ代わりに取り入れてみてはいかがでしょう。

毎日被りたい涼しげハンチング

天然素材のような風合いのペーパークロスとメッシュ素材を組み合わせた涼しげなハンチング。薄着でラフな真夏の格好に、キャップのように被るだけで季節感のあるカジュアルなスタイリングが演出できます。

ラフなカットソーとワイドパンツのシンプルコーデ。太めのベルトとウォレットチェーン、ハンチングの小物使いが男らしさを演出します。シンプルだからこそ、色の統一感やパンツの丈感といったスタイリングのひとつひとつにこだわって。

一癖ありのハンチングでおしゃれ度急上昇

アウトドアシーンに留まらず、ストリートでも注目度が高まるネックスクリーン付きの帽子は、ハンチングに付いた変わり種も要チェック。アウトドアやレジャーコーデはもちろん、ハンチングならタウンコーデのアクセントにも活躍すること間違いなしです。

お洒落メンズがこぞって注目しているチャイナボタンのシャツに、ネックスクリーン付きのハンチングを合わせたトレンド感満載のコーデ。シャツのボタンや帽子といったポイントでトレンドを取り入れるのはさりげないお洒落ワザのひとつ。

2.変形チューリップハット

バケットハットと同じ流れで人気が高まっているチューリップハット。今年はブリムがフリルになっていたり、ひも付きだったりと、変形タイプがじわじわと注目されています。ネクストトレンド候補の中では一番期待の高いアイテムと言っても過言ではありません。

フリルハットは一大トレンドの予感！

90年代スタイルの流行で秋冬に人気が急上昇した手編み風のニットハット。その熱は春夏になっても継続中で、夏素材のかぎ編みフリフリハットは今年大注目のアイテム。今年の夏の主役はこれに決まり！

2022年春夏の一大トレンド「デニム」を使った今年のお手本コーディネート。グリーンのハットが映えるよう、コーディネート全体はシンプルに。帽子だけが浮いてしまいそうなところを、ハットのつばのフリルとデニムシャツのフリンジをさり気なくリンクさせたテクニックはぜひ真似したい！

あごひも×レース編みは今シーズンの鉄板

もはや夏のハットには欠かせないあごひもは、チューリップハットとも好相性。フリンジがポイントの長めのあご紐は、垂らしてもよし、結んでもよし、気分に合わせて遊べます。レース編みはトレンド感を演出できるのはもちろん、通気性もよく快適さも兼ね備えているので、夏に向けて重宝するはず。

ハットに合わせて赤系の色でまとめたカラーコーデ。濃い色の組み合わせでも、赤と紫のように近しい色で揃えれば上手にバランスが取れます。強めなカラーをレース編みのハットと軽快なサンダルで涼しげに仕上げた、夏のおしゃれ上級者スタイルです。

3.技ありキャップ

コーディネートに合わせやすい定番アイテムといえば、やっぱりキャップ。毎年、男女共に大人気です。今年はプラスアルファが付いた技ありデザインがトレンドに仲間入り。普通のキャップにちょっと飽きてしまった人、周りと差を付けたい人にオススメです。

おしゃれ＆機能性UPのネックスクリーン付き

こちらもネックスクリーン付き。ベーシックなキャップとの掛け合わせで取り入れやすくなっています。このデニム素材は使い込むことで“味”を楽しめるだけでなく、環境に優しい再生繊維やリサイクル原料を使用しているのもポイントです。

人気のスエットパンツを使ったコーデ。全体を柔らかいカラーで統一してネックスクリーンの強さを和らげながら、帽子・スニーカー・シャツのストライプに濃い目のカラーを差し込むことでピリッと引き締めることも忘れずに。

ネックスクリーン付きキャップをカットソー×カーゴパンツのアウトドアスタイルに合わせる正攻法コーデも、もちろんあり！長め袖のロンTをタックインして、女の子らしさも忘れずに。

ありそうでなかった！あごひも付きキャップ

ハットではなくキャップにあごひもが付いているのは、大人の帽子では新鮮！ハリコシ感と光沢感のある生地が、キレイめコーデにも合わせやすいのが特長です。さらに、花粉が付きにくく落ちやすい加工を施し、撥水加工もしている機能性の高さは、アウトドアに欠かせないポイントですね。

あごひも付きキャップに合わせてミリタリーベストを使ったコーディネート。THE・アウトドアな組み合わせなのにカジュアルすぎないのは、ベスト以外がベージュを中心とした淡いカラーで統一されているのと、センタープレスのきれいめパンツでハズしているから。

こちらは大人きれいめコーデとの組み合わせ。帽子をハズしにしたスタイルです。中に入れたTシャツにオレンジを使ったことで、帽子のアウトドア要素が浮かずに健康的なコーディネートに仕上がっています。

4.ダウンブリムの深めバケハ

「ゴブハット」と呼ばれるこのアイテム。数ある帽子の中でもブリムがかなり下に向いるのが特徴で、被ると深さが出てクールな印象に。ここ数年間継続しているトレンドど真ん中のバケットハットに似ていながら、よくあるそれとは違った印象なので、おしゃれさんの間で人気が急上昇しています。

異素材の掛け合わせが特徴的！ペーパーブリムハット

クラウンは中肉厚のツイル生地、ブリムは手洗いできるペーパークロスと、異素材を組み合わせたゴブハット。ペーパークロスは夏らしい天然素材のような風合いなので、手軽に季節感を演出できます。シルエットと素材感のどちらにも特徴があるので、これ一つでおしゃれなスタイルが完成する優れもの。

Tシャツから靴下まで、全身にインパクトがある個性派ストリートスタイル。一般的なバケットハットを合わせてももちろんOKですが、あえてつばの下がったゴブハットを選ぶことでさらにこなれた印象に。

スラックスにシャツをタックインした懐かしさを感じるスタイルも、ゴブハットを合わせて新鮮な印象に。バケットハットだとストリートっぽさが強すぎてしまうときも、ダウンブリムのハットなら比較的キレイにまとめられてオススメです。

クラフト感あふれるニットハット

ニット素材でダウンブリムのこのハットは、いわゆるニット帽やバケットハットよりも大人な印象。手編みのようなクラフト感のある編み柄デザインは、ファッション性はもちろん、夏でも蒸れにくく通気性が抜群という機能的な面も。洗濯機で洗える手軽さも、汗ばむ季節には嬉しいポイントです。

ゆったりとしたボーダーシャツ×パンツに、ニットハットを合わせた大人のリラックスコーデ。バケットハットやニット帽だと若すぎたり、カジュアルすぎたりしてしまうのが気になるときには、ダウンブリムのニットハットを合わせてみるのも一手です。

なだらかな釣り鐘型のレディ用帽子「クロッシェ」のように被るのもオススメの合わせ方。シャツワンピース×スニーカーの大人カジュアルスタイルに、クロッシェはエレガント過ぎて浮いてしまう…そんなときに、コットンニットのハットを選べば上手にバランスが取れます。

ベーシックなコーディネートにも合わせるだけで印象が変わる帽子は、気軽にトレンドを取り入れたいアイテムのひとつ。
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