フライトキャップの秋冬コーディネート23選《レディース・メンズ》ださいは卒業！似合う人の着こなし術は？

フライトキャップは防寒とおしゃれが両立できる冬の定番アイテムですが、自分のファッションにどう合わせるとダサくならないか、心配な人も多いのでは？そこで今回は、帽子専門店オーバーライドだから揃う豊富なラインナップを使って、ジャンル別にレディース・メンズスタッフのスタイリングをご紹介！帽子選びやコーディネートの参考にぜひ。

●目次
冬コーデの鉄板！フライトキャップとは
フライトキャップのコーデで「ださい」を回避するコツ
ストリート・カジュアルのお手本コーデ7選
スカート・かわいい系のお手本コーデ6選
モード・きれいめのお手本コーデ5選
メンズのお手本コーデ5選

冬コーデの鉄板！フライトキャップとは

フライトキャップとは飛行帽とも呼ばれることからもわかるとおり、元々はパイロットが飛行機を操縦するときに着用していた寒さや風を防ぐための帽子。耳当てとつば（バイザー）が付いており、どちらも折り返して上にあげられるのが特徴です。別名は、「パイロットキャップ」「トラッパー」「ウシャンカ」など。

類似のアイテムに、キャップに折り返せる耳当てが付いた「ドッグイヤーキャップ」「イヤーフラップキャップ」も。こちらはミリタリーやアウトドアっぽい印象が軽減され、ベースボールキャップと同じ感覚で取り入れやすいという魅力があります。

デザインや被り方次第で似合う人を限定しないのも魅力

特徴的な形ゆえ、自分には似合わないと感じる人もご安心を。最近はガーリーなデザインやニット帽タイプなど、さまざまなデザインが登場しておりジャンルレスに楽しめるアイテムになっています。また、耳当てを上げたり下ろしたり、自分に合う被り方を調整できるのも取り入れやすさにつながっています。

フライトキャップのコーデで「ださい」を回避するコツ

フライトキャップは街でよく見かけるアイテムだけに、合わせ方によってはださく感じることがあるかもしれません。しかし、本来なら幅広いテイストに合う優秀アイテム。次の2つのコツさえ押さえれば、ダサくなるのを回避できるはず。

・色味を合わせる
・全身のバランスを整える

初心者なら、まずは「帽子と靴」「帽子とボトムス」など、同じ色味で揃えてみましょう。また、頭だけにボリュームが偏っている場合は、トップスやボトムスのシルエットを変えるなどして全身のバランスを整えるのもおすすめです。

この記事で紹介するコーディネートは、日々帽子を愛用するスタッフのテクニックが満載。ぜひフライトキャップを合わせるときの参考にしてくださいね。

ストリート・カジュアルのお手本コーデ7選

ここからは、帽子専門店オーバーライドのスタッフによるフライトキャップコーデを、ジャンル別に紹介！まずはフライトキャップを使った王道スタイル、ストリートやカジュアルコーデ。

ベージュ×カーキは間違いないアメカジカラー

ミリタリーアイテムでもあるフライトキャップに合わせるなら、アメカジは超王道で失敗知らず。カーキ1色だとミリタリー感が強すぎるところを、ベージュのキャップと生成りのパンツで柔らかい印象にまとめて。

千鳥格子でメンズライクコーデに上品さをプラス

ダウンジャケットにチノパンを合わせたメンズライクなコーディネート。カジュアルさを抑えるなら素材にこだわった帽子が◎。メルトン素材の千鳥格子で、耳当て付きのキャップでも上品に仕上がっています。

レザーのフライトキャップ×スラックスでシックに

HUFのレザーフライトキャップにスラックスを合わせた、今っぽいストリートコーデ。落ち着いたスタイルの上半身に、パープルをもってきたことで深みをまとって。モノトーンに差し色を追加するなら、ブルーやパープルなど寒色が合わせやすいですよ。

デニム×スエードの大人かわいいカジュアルコーデ

上下を異なるカラーのデニムに、白のイヤーフラップキャップを合わせて柔らかさをプラス。デニムとキャップの組み合わせはカジュアル一辺倒になりがちですが、フェイクファーとスエードの帽子でかわいくも上品な印象に。

フライトキャップは耳当てを下ろすスタイルも人気

ここ数年続く帽子のトレンドが、顔周りをすっぽりと覆うスタイル。フライトキャップも例外ではなく、耳当てを下ろしたり、あご下で留めたりする被り方だと一気に今っぽい印象に。全身のゆったりとしたスタイルにも合っていますね。

遊び心満載のストリートコーデ

オーバーサイズでまとめたストリートコーデに、あえてネクタイを合わせてハズしたスタイリング。シンプルなキャップを合わせてももちろんOKですが、イヤーフラップキャップを選ぶことで、ネクタイの遊び心をさらに引き立てます。

帽子と服の色合わせでおしゃれ度が格段にアップ

上品なロングヘアとシャツに、スウェットとフライトキャップを合わせた大人カジュアルコーデ。胸元のロゴと色をリンクさせることで、コーデの完成度を上げています。ダークオレンジのもこもこキャップは、まるでテディベアのような愛らしさ！

スカート・かわいい系のお手本コーデ6選

続いては、もこもこ感との組み合わせがマッチ！スカートやかわいい系のコーディネート。

ボリューム×ボリュームがとにかくかわいい！

フライトキャップとは一見ミスマッチに思える、キャミワンピにフリル付きスウェットのスイートなコーデ。違和感なく仕上がっているのは、ボリューム感のバランス感ゆえ。ワンピースがナイロンキルト素材で甘すぎないのもポイント。

今年注目！ニットのかわいいフライトキャップ

フライトキャップが持つアウトドア寄りのイメージを覆し、今年人気を集めているのがニット素材。ニット帽と同じ感覚で被れて、かわいいセーターやワンピースに合わせても浮きません。トップスの花柄と、帽子のリボンにキュン！

ベースを黒にまとめて甘さ控えめに

スカートとパンツのレイヤードは、近年注目のスタイリング。もこもこジャケットとミニスカートのレディースアイテムに、黒のフライトキャップとボトムスを合わせて甘さをぐっと抑え、大人っぽくまとめて。

くすみピンク×ベージュでやわらかい雰囲気に

くすみピンクのフライトキャップは、アウトドアっぽい印象を和らげてくれる絶妙カラー。柔らかい色味なので、ベージュのトップスとも好相性です。淡い色で全身がぼやけてしまうのが心配なら、ボトムスを黒で引き締めると大人っぽさもプラスされてGOOD！

もこもこ・フリフリで楽ちんコーデもかわいく

スウェットとゆったりチェックパンツのリラックスコーデ。ここにフライトキャップを合わせるだけだとボリュームが頭に偏るところを、かわいいポイントを随所に散りばめることで一気にバランスのとれた愛らしいスタイリングに！

テイストMIXを楽しむブラックコーデ

ポロシャツにフリンジスカートを合わせたテイストMIXコーデ。ブラックで統一すれば、意外なテイストの掛け合わせも違和感なくまとまります。帽子もカジュアル×きれいめの千鳥格子のイヤーフラップキャップで、コーデのイメージにマッチ。

モード・きれいめのお手本コーデ5選

存在感のあるフライトキャップは、モードなコーデのアクセントやきれいめコーデのハズシにも役立ちます。

素材と色、丈感のレイヤードがクール！

素材にカラー、丈感にも遊びが利いたモードなスタイリング。ベースボールキャップはスポーティだし、もこもこフライトキャップはやりすぎかも…というときに、耳当てだけがボアのイヤーフラップキャップはちょうど良いバランスで使いやすいですよ。

ピンクヘアとファーが利いたオールブラックコーデ

全身を黒でまとめたストイックなコーディネート。それだけだと単調になってしまうところを、ピンクヘアとフライトキャップのファーがアクセントになっています。ナチュラルな髪でも、帽子にファーを合わせるだけでワントーンコーデの立体感がアップしますよ。

すっきりVネック×ボリュームアイテムでスタイルアップ

トップスはすっきりVネックカーディガン、そのほかアイテムはボリューミー。スタイルアップが叶う大人におすすめのスタイルです。すっきりとしたシルエットのイヤーフラップキャップで、上半身のコンパクトさを損なわないコーデに仕上げて。

シックなコーデを黄色系カラーでサンドイッチ

黒のロングコートとブーツは冬のモードコーデに欠かせないアイテム。そこに、裾から覗くプリーツスカートのチェック柄と、イヤーフラップキャップのベージュで上下に挟むテクニックはさすが！2色でまとめてカジュアルすぎない大人のスタイルに。

モードスタイルをピンクの帽子で和らげる

スカート×パンツのレイヤードとベロアパーカー、パイソン柄ポシェットと、おしゃれな掛け合わせを楽しんだコーディネート。辛口モードなスタイルにあえてピンクのフライトキャップを合わせることで、かわいさと遊び心をプラスして。

メンズのお手本コーデ5選

最後に紹介するのは、メンズのコーディネート。メンズのスタイリングはシンプルなものが多いからこそ、フライトキャップの存在感が利いてきます。

ポイントをボアで揃えたメンズもこもこスタイル

ゆったりブルゾンとデニムのカジュアルコーデに、もこもこアイテムを取り入れた秋冬らしいスタイリング。もこもこは面積を小さくポイントで投入すると、ほどよいバランスに。帽子と襟元でリンクしているのがかわいいですね。

ニューエラのフライトキャップは主役級ファー

ベースボールキャップのブランドとして誰もが知るニューエラですが、フライトキャップも毎年人気の定番アイテム。たっぷりボリュームのあるファーが特徴的で、シンプルコーデに加えると主役級の存在感を放ちます。

耳当てを下ろして縦シルエットを際立てる

Aラインが特徴的なロングコートのシルエットを活かすように、フライトキャプも耳当てを下ろして縦長ラインを強調。ボトムスを細身にしたことで、シルエットの美しさがさらに際立ちます。

赤黒コーデに負けないもこもこフライトキャップ

赤×黒の組み合わせが、シンプルながらも印象的なコーディネート。帽子は、毛足が短めなフライトキャップをチョイスすることで、赤と黒が持つ強さを和らげています。耳当てを上げる被り方は、元気なイメージに。

小物合わせは色選びにこだわって

フライトキャップにスカーフ、レオパード柄のシューズと、小物をふんだんに使った上級コーデ。アイテムも柄も豊富なのにうるさくないのは、ブラウン系カラーで統一しているから。フライトキャップは耳当てを下ろして、すっきりシルエットで。

フライトキャップは、ひとつ持っておくと秋冬のコーディネートの幅が格段に広がります。まだ持っていない人は、オーバーライドの多彩なアイテムのなかから自分が使いやすい一点を見つけてくださいね。帽子選びに迷ったら、お気軽にオーバーライドのスタッフへお声がけを。似合う帽子選びをお手伝いします。