赤い帽子（キャップ・ニット帽）コーデ｜メンズ＆レディースのトレンド着こなしSNAP

2025年のトレンドカラーとして注目を集める“赤”。投入するだけで、コーデ全体がぐっと垢抜けて今っぽく見えるカラーは、ぜひ帽子でも取り入れてもらいたいアイテムです。

今回は、赤の帽子を使ったメンズ＆レディースのリアルな着こなしをオーバーライドスタッフのDaisuke、muro、おたけ、しわしわ、田中、まるたんがお届け！定番の無地キャップやチェック柄キャップ、ニット帽と、さまざまな赤い帽子を使ったおしゃれなスタイルと、今すぐ真似できるコーディネートのコツをぜひチェックして。

●目次
赤い帽子の魅力
赤いキャップ・ニット帽コーデ6選
　ダークな赤をリンクさせた大人のアメカジスタイル
　ボーイッシュコーデが品よくまとまるウールカレッジキャップ
　ヴィンテージ風キャップでこなれたストリートカジュアルに
　茶目っ気が利いた赤ニット帽をワンポイントに
　90’s感あふれる赤キャップでつくる、アメカジストリート
　チェック柄の赤キャップが主役、配色技が光るコーデ
赤い帽子を探すなら帽子専門店で

赤い帽子の魅力

この秋冬注目の “赤”は、纏うだけで季節感とおしゃれなムードを高めてくれるトレンドカラー。まずは、洋服よりも気軽に取り入れられる帽子で“赤”を試してみるのはいかが？いつものコーデにプラスするだけで、ぐっと新鮮な印象に。

オーバーライドでも、今季のテーマカラーのひとつとして“赤”をピックアップ。キャップやニット帽、ベレーなど、形や素材などの違いで楽しめる多彩な赤帽子が揃っています。

赤いキャップ・ニット帽コーデ6選

ここからは、トレンドカラーの“赤”が利いた、スタッフの帽子コーデをピックアップ。メンズ・レディース問わず楽しめる6つのスタイルをご紹介。ダサくならずに、おしゃれにまとめるためのコツも聞いてみました。

ダークな赤をリンクさせた大人のアメカジスタイル

温かみのあるアイテムを組み合わせたアメカジスタイル。バーガンディのニット帽に合わせた、チェックシャツ×ウールベストのクラシックなスタイリングに、淡いデニムで軽さをプラス。季節感と抜け感が好バランスの秋らしいカジュアルコーデ。

「先日古着でたまたま見つけたチェックシャツの色味が、帽子とぴったりだったので合わせてみました。ベストを重ねるのがおじさんっぽくてかわいいので、気に入ってます」

オーバーライド定番のニット帽は顔周りに厚みが出て、程よい深さが被りやすい。

「あえて少し浅めに被るのが気分。温かみのある素材と色合わせなので、細フレームのメガネや首元に巻いたツヤのあるスカーフ、少しのアクセサリーでエッジを加えて」

赤い帽子コーデでダサくならないためのコツを教えて

「今日のニット帽くらいダークな赤や、えんじ色は肌に馴染みやすく被りやすいです。あとは靴下や靴で色をリンクさせるとまとまりが出ます。僕的に赤はおしゃれしたかったり気分を上げたかったりするときに被るイメージ。楽しい気分に任せて気負わずラフに被るのも、おすすめ！」

ボーイッシュコーデが品よくまとまるウールカレッジキャップ

チェックシャツ×ハーフパンツのボーイッシュなスタイルを、ウール素材のカレッジキャップと白アウターでクリーンにまとめたコーデ。

「真っ赤じゃなく、茶色味のあるバーガンディカラーなので、明るい白を合わせても落ち着いた雰囲気にまとまります。グレーのチェックシャツのニュアンシーな色合わせもお気に入り。バッグはキャップと同系色で」

深みのあるバーガンディカラーに、ベージュのストライプとロゴを配したキャップ。

「イニシャルエンブレムで今っぽいプレッピーなデザイン。カジュアルなアイテムですが落ち着いた色味とウールの上質な素材感できれいめに仕上げてくれます。大人女子も被りやすい赤キャップだと思います」

赤い帽子コーデでダサくならないためのコツを教えて

「素材と色味が肝かなと思います。上質な素材や落ち着いた色味のものを選んで、馴染ませるようにコーディネートすれば、やんちゃな感じになりにくく、初心者さんでもトライしやすいはず。オーバーライドにはいろんな赤があるので、ぜひ見にいらしてください」

ヴィンテージ風キャップでこなれたストリートカジュアルに

褪せた赤のジェットキャップが程よいアクセントになった、リラックス感のあるストリートカジュアル。

「ヴィンテージっぽい質感のキャップなので、お気に入りの古着でコーディネート。普段から白黒トーンのアメカジやストリートな着こなしが多いです。赤キャップだけが悪目立ちしないように、チェックシャツを挟んでみました」

「高身長だから待ち合わせの時に目印役になることが多くて、みんなに居場所が分かりやすいように赤い帽子を被りはじめたんですが（笑）、意外と合わせやすいことに気づいて。今では気に入ってよく被るようになりました。このジェットキャップはステッチの白が効いていて、色も派手すぎず落ち着いて被れるので、コーディネートに取り入れやすいと思います」

赤い帽子コーデでダサくならないためのコツを教えて

「赤以外の色を黒・白・グレーなどのベーシックカラーで揃えるとか、落ち着いた色味で馴染ませると大人っぽく取り入れやすいと思います。どこかに赤を一箇所入れるのもおすすめ。今日はパンツのボケットに赤いバンダナをチラッと見せてみました」

茶目っ気が利いた赤ニット帽をワンポイントに

ねこ耳ニット帽で外したお茶目な洒落感が、まるで海外スナップのようなコーディネート。

「ニット帽自体が遊び心のあるアイテムなので、子どもっぽい印象にならないようシンプルなカラーで合わせました。ジャケットは少しハードめなレザー襟のもので、かわいい帽子とのバランスを。スニーカーもエッジが利いたシルバーを選んでみました」

ねこ耳ニット帽は毎年新色が登場するオーバーライドの新定番アイテム。「耳部分がさりげないので、大人も楽しめるねこ耳ニット帽です。深く被るとさらに大人っぽくなります。単色ではなくミックスカラーで合わせやすいところも◎。カラバリが豊富で、男性にもおすすめ。神宮前店では今年は赤が人気です！」

赤い帽子コーデでダサくならないためのコツを教えて

「赤を取り入れるのは勇気がいるという人も、ニット帽なら編み地で陰影がでたり、形も主張しすぎなかったりするので挑戦しやすいと思います。秋冬はダークカラーのアウターが多くなるので、カラーを一点投入することでおしゃれ見えしてくれるはず」

90’s感あふれる赤キャップでつくる、アメカジストリート

赤が映える潔い配色と、普遍的なストリートスタイルが魅力。コーデュロイパンツと繋げるように合わせたローファーの足元に季節感と大人らしさが漂う。

「90’sっぽい赤キャップに合わせて、王道のアメカジストリートでまとめてみました。赤は僕自身よく取り入れるカラー。被ると元気になるし、活力をくれる感じが好きです。今季、ブランドのテーマカラーのひとつということもあり、赤の帽子が登場しているので嬉しいです」

カンゴールの定番品のひとつ、「FLEXFIT BASEBALL」。後ろのアジャスターがなく、すっきりと深く被ることができるタイプ。

「フロントパネルに芯が入っているので、ハリがあって立体的なフォルムを保ってくれます。内側のヘッドバンドが伸縮し、程よくフィットする被り心地も◎」

赤い帽子コーデでダサくならないためのコツを教えて

「赤いアイテムは“色をぶつけない”のがポイント。差し色としてワンポイントで取り入れるか、バッグや小物、足元など小さな面積でさりげなくリンクさせるのがおすすめ。僕は今日みたいにネイビー、ブルー系やブラックと合わせることが多いです」

チェック柄の赤キャップで、配色技が光るコーデ

チェック柄キャップを主役にしたリラックスカジュアルコーデ。ネイビー×ブラウンの落ち着いた配色に、赤が程よく映える。

「ダークトーンのスウェットコーデにところどころ赤を差してみました。ポイントで赤を入れることで部屋着っぽくならずお洒落な印象に。個人的には去年くらいから赤が気になり始め、最近は服に赤を取り入れることが多くなってきました」

少し淡めの朱赤とグリーンの絶妙なカラーリングがセンスあり。「秋冬気分を高めてくれるトラッド感がすごくかわいいですよね。フェイクレザーのアジャスターでしっかりとした印象のキャップ。お店でも最近注目されているアイテムです」

赤い帽子コーデでダサくならないためのコツを教えて

「私も今季どんどん赤に挑戦したいと思っています！柄だと意外と赤一色よりも落ち着いた印象で、取り入れやすくなります。柄に使われている色と服をリンクさせてコーデすると、まとまりやすいと思います」

赤い帽子を探すなら帽子専門店で

赤といっても、トーンや素材、形で印象はさまざま。帽子専門店オーバーライドなら、豊富なデザインの中からあなたにぴったりの“赤い帽子”が見つかるはず。この秋冬は、赤をポイントに新しいスタイルを楽しんでみてはいかがですか？

※出演スタッフやコメント詳細は、2025年10月時点の情報です。

Words: Mai Otsuki　Photos:Naoki Muramatsu　Edit: Ami Nanjo(CRESCE.Inc) , Hanna Amasu(CRESCE.Inc)　Model: Daisuke、muro、おたけ、しわしわ、田中、まるたん