“スカーフと帽子”の組み合わせが今っぽい！巻き方・コーディネートを紹介

2025年の春夏、押さえておきたいのが人気急上昇中の“スカーフ×帽子”の組み合わせ。帽子専門店のオーバーライドではスカーフ単体や、帽子とスカーフがセットになった、ひとつで旬を楽しめるアイテムを展開しています。

今回はそんな注目のトレンドアイテムを自分らしく取り入れたスタッフたちのコーディネートをお届け！巻き方のコツや選び方、スタイリングのポイントなど、それぞれのこだわりを聞いてみました。

●目次
スカーフ×帽子が人気の理由
スカーフ×帽子の巻き方&コーデ
　キャップとレーススカーフのハイブリッド！今どきレイヤードコーデ
　スカーフ付きのハットが主役のシアーな春コーデ
　スカーフを頭に・首にアレンジ自在のテイストミックスコーデ
　スカーフと一体型のサマーニット帽でコーデを新鮮な印象に
　レーススカーフ付きの3WAY麦わら帽子でクリーンに春めく
　アウトドアにも街にも！スカーフ付きキャップでメンズコーデ

スカーフ×帽子が人気の理由

海外のおしゃれ有名人スナップが話題となり人気が広まったとも言われる、スカーフと帽子の組み合わせ。さらにK-popアーティストのミュージックビデオや、プライベートでのスタイリングもトレンドに人気の拍車をかけた要素のひとつ。昨年の夏には、SNSでインフルエンサーやお洒落さんたちがこぞって帽子×スカーフのスタイリングを投稿し、ネットや雑誌では“トレンドフェスコーデ”として特集が組まれていました。

スカーフ×帽子の巻き方&コーデ

昨年に続き人気が冷めやらぬスカーフ×帽子のコーディネートは、間違いなく今シーズンも最旬を語るキールックのひとつになりそう。今らしいムードに進化したアイテムをオーバーライドスタッフが着こなします。

キャップとレーススカーフのハイブリッド！今どきレイヤードコーデ

帽子とキャップが合体したお洒落アイテム。明るいデニムとナチュラルカラーのキャップも相性抜群なコーデ。

「これひとつで帽子もスカーフも味わえるなんて、一石二鳥ですよね。甘めのレーススカーフをあえてスポーティミックスに仕上げてみました。肌寒いけど春らしさを出したい時季には、見た目は軽くてあたたかいナイロンジャケットが重宝します」

巻き方1

「キャップだけだとズレてしまうときも、スカーフをあご下で結べば安定します。風通しがいいし、首まで長さのあるレーススカーフ部分は日除けにも活躍するので野外イベントなどでも便利。お洒落に見えるだけじゃなく機能面でもいい感じです」

かわいい見た目ながら、洗濯機で洗えるところも優秀。

巻き方2

「スカーフはそのまま垂らしておいてもいいですし、長さがあるのでまとめちゃってもいいですよね。立体感のある生地なので、ラフに結んでも様になります」

スカーフ×帽子スタイルの人気を街や店頭で実感してる？

します！スカーフ単体だと付け襟のようにも使えるし、お洒落な人のマストアイテムというイメージ。

スカーフ×帽子スタイルの魅力

お洒落に見えて、こなれ感が出せるところ。

被り方、巻き方のポイント

結ぶとかわいくなって、垂らすとちょっとストリート感を出せて、アレンジで印象を変えられますよ。

スカーフ付きのハットが主役のシアーな春コーデ

長方形のスカーフを、ハットの内側のベルトループに通して着用できるアイテム。

「トレンドのあご紐付きハットから派生したようなアイテム。ハットもスカーフも少し透け感のある軽めの素材なので、トップスもシアーなグリーンのカットソーを合わせて春っぽくしてみました。ハーフパンツにトレンドのバレエ風シューズで軽やかに」

被り方1

スカーフをそのまま垂らして。両端を斜めにカットしたような形がまとまりのいいシルエットを演出。

「元々セットになっているという安心感がありますよね。自分で調整しなくても、被るだけで間違いないバランスを約束してくれます。内側にスカーフが入ることで被り心地が安定するというメリットも」

被り方2

スカーフを取り外して単体でコーディネート。

「顔まわりを包むバラクラバのようなイメージで巻いてみました」しっかりと幅のある長方形なので、アレンジも豊富に楽しめる。

スカーフ×帽子スタイルの人気を街や店頭で実感してる？

お洒落に敏感な人が多い神宮前店では、女性はもちろん、メンズでもよく見かけます。古着屋さんで買えるような柄のバンダナを付けている人も多い印象です。

スカーフ×帽子スタイルの魅力

それぞれ単体だと味気ないな…というとき、ふたつの良さをミックスして今っぽいバランスに仕上げてくれる、折衷案として活用できるところですね。スカーフで出せる甘さも、キャップのカジュアル感も両方くれる、的な。

被り方、巻き方のポイント

私がよく使うスカーフは、正方形よりも長方形のものや、最初から三角形になっているもの。顔まわりは少しのボリュームが大きく影響するので、個人的には大きすぎない方が付けやすい！

スカーフを頭に・首にアレンジ自在のテイストミックスコーデ

細長いひし形のスカーフを、頭に巻いてガーリーに。

「レース付きのスカーフと、インナーに着たフリルの襟元を覗かせてテイストをリンクさせました。アーミーなどの辛口アイテムやパンツでメンズライクなスタイリングにして、甘さとのバランスを調整。小物は黒で統一させました」

巻き方1

あご下で結ぶ、いわゆる“真知子巻き”。

「大判のスカーフだと厚みが出て巻きにくいことも。これは元々細長くなっているので巻きやすいし、スカーフアレンジのときにありがちな折った時の生地の重なりのズレも気にならない。初心者の方でも挑戦しやすいアイテムだと思います」

巻き方2

首元に巻き付けてアレンジ。

「付け襟感覚で首元に巻いてみました。レイヤードしたインナーの襟も効かせて。スタイリングはPinterestなども見て参考にしています。今季は街でもたくさんスカーフを巻いたスタイルが見られそうなので、今から楽しみです」

スカーフ×帽子スタイルの人気を街や店頭で実感してる？

ルミネエスト新宿はトレンドに敏感なお客様が多いので、率先してスカーフを試したり購入する方が多い印象。最近は帽子と合わせる方もよく見かけるようになりました。

スカーフ×帽子スタイルの魅力

同じアイテムでも組み合わせ次第で見え方がガラッと変わる。人とカブらない個性が出しやすいところです。

被り方、巻き方のポイント

髪とのバランスは大事かな。顔の横幅がない方は髪ごと包んでサングラスをかけたり。丸顔さんだと顔まわりに巻いた髪の毛を覗かせるとバランスが取りやすいと思います。

スカーフと一体型のサマーニット帽でコーデを新鮮な印象に

「スカーフ×帽子は、すごく好きなスタイリングです。昨年はキャップに合わせることも多かったし、スカーフだけを深めに巻くのも好き。これはビーニーとスカーフが一体になっていて新鮮！今日は手編みのニット帽に合わせて、スカートの下にニットパンツをレイヤードして抜け感を出してみました。モノトーンでまとめて帽子を主役に」

オフホワイトのフリンジシャツにブルーのニットがよく映えるスタイル。

被り方1

スカーフ部分をそのまま垂らして。

「冬に人気だったマフラー付きのニットキャップの延長のような雰囲気で被れます。ぱっと被るだけでシンプルコーデが格段に今っぽくなります」

被り方2

リボンを垂らすように、後ろに結んで。

「ニット帽を被るときのへアスタイルは人それぞれ好みもあると思うのですが、個人的には前髪も出さずすっきりまとめるのが好き。物足りないと感じるときは少しだけ後れ毛を出すと◎」

スカーフ×帽子スタイルの人気を街や店頭で実感してる？

10代20代には特に、男女関係なく流行っている印象。冬はマフラーを巻いている人も多かったです。

スカーフ×帽子スタイルの魅力

キャップ単体だとスポーティになりすぎるときや、コーディネートをもう少し大人っぽいイメージにしたいというときに、よく取り入れます。

被り方、巻き方のポイント

普段は、キャップの上から大判スカーフを巻いてあご下で結ぶスタイルをよくやっています。大きめのものを選び、あご下で結んだときにリボン部分を大きく垂らすのも好きです。

レーススカーフ付きの3WAY麦わら帽子でクリーンに春めく

つば広の麦わらカンカン帽の内側に、長い花柄のレースを通したスカーフ×帽子アイテム。

「長めのレーススカーフが揺れるのが綺麗だったので、同じく落ち感あるサラッとしたサテンのワンピースを合わせてみました。春風の中でふわーっとしたらいいなぁと思って。Tシャツを上から重ねて少しカジュアルダウン」

被り方1

レースをすとんと下ろして。

「程よい幅で長さのあるスカーフは、ハットに重ねたときにもたつかず、髪の毛と馴染んで一緒に落ちていくようなイメージ。バランスが取りやすく、想像以上にさらっと被れるかなと思います」

被り方2

レーススカーフ単体をヘアバンドのように巻いて。

「花柄があしらわれた贅沢なレースが、春らしいポイントになってかわいいです」

スカーフ×帽子スタイルの人気を街や店頭で実感してる？

店頭のディスプレイで帽子とスカーフを重ねたスタイリングをすると、いろんな世代の方が見てくださっているなと感じます。

スカーフ×帽子スタイルの魅力

難易度が高そうに見えて、意外と簡単に取り入れられるところ。シンプルな服やいつものスタイリングが新しく見えて、雰囲気が変わる。お洒落な仕上がりに気分も上がります。

被り方、巻き方のポイント

麦わら帽を選ぶなら、つばが広がっている方がスカーフと合わせやすい気がします。あとはヘアをまとめたり、首周りをすっきりさせたりするとバランスが取りやすいです。

アウトドアにも街にも！スカーフ付きキャップでメンズコーデ

撥水機能素材のスカーフ付きジェットキャップ。帽子の配色を見事に活かした全身コーディネート。

「上品なデザインのものが多いスカーフですが、機能素材で仕上げて帽子とドッキングさせたというミックス感があるアイテム。服も異なるテイストをミックスさせてレイヤードしてみました。ベストのインナーにはジャケット、カットオフしたデニムの下にはオールインワンを重ねています」

被り方1

そのまま被って。

「軽くて被りやすいし、スカーフの角度も計算されていて、垂らすだけでも動きが出て形が綺麗。初心者の人でも取り入れやすいと思います」

被り方2

スカーフを取り外してあご下で結んで。

「ファッションアイテムとしても今らしくておすすめだし、アレンジも効いて、機能性も高いのでアウトドアや野外で過ごす日にもいいと思います。タウンユースでもアウトドアシーンでもいけるのがいいですよね」

スカーフ×帽子スタイルの人気を街や店頭で実感してる？

キャップとスカーフを組み合わせている人が多いイメージで、お店で聞かれることも多くなりました。海外スナップの影響や、古着ブームからの流れもあるように思います。

スカーフ×帽子スタイルの魅力

さらっと取り入れるだけでお洒落に見えるところ。オーバーライドでは、今回のアイテムのように最初からドッキングされたアイテムもかなり増えているので、自分好みのものをトライしやすいと思います

被り方、巻き方のポイント

スカーフを重ねるとき、ストリートっぽくしたいときは短め、きれいめやモードっぽく見せたいときは長さのあるものを垂らすと雰囲気が出やすいです。

※出演スタッフやコメント詳細は、2025年2月時点の情報です。

Words: Mai Otsuki　Photos: Kazuki Miyamae　Edit: Miyuu Takata(CRESCE.Inc) , Ami Nanjo(CRESCE.Inc)