2025.04.17

テンガロンハットのトレンド到来！レディースコーデで帽子ブランドのおすすめをチェック

レディースを中心に、じわじわと人気度が高まっているテンガロンハット。世界的に有名な海外アーティストの衣装に使用されていたのをきっかけに、日本でもスタイリストやファッション誌の編集者など流行にアンテナを張っている人の間で注目されています。

もちろん、オーバーライドにも春夏の新作が盛りだくさん。スタッフのRIKO、まるたん、mahhii、じーさんによるコーデとともに、その魅力をご紹介します。

テンガロンハットとは？ウエスタンハット・カウボーイハットとの違い

テンガロンハットの特徴は、中高のクラウン・幅広のブリム・飾りひも。圧縮されたフェルトや麦わらなど硬い素材を使用することが多いウエスタンハットの一種です。

ちなみにテンガロンハットとウエスタンハット、カウボーイハットは、呼び名が違うだけで特徴は同じ。西部劇でカウボーイが被っている、あの帽子を思い浮かべるとイメージしやすいかもしれません。

テンガロンハットは、一見するとハードルが高いように感じてしまいますが、今のファッションシーンに合わせて生地やディテールに工夫を施し、普段使いしやすいデザインが登場しています。オーバーライドの新作ならば、いつものコーデにあわせやすく、誰もが素敵に被りこなせますよ！

麦わら帽子やカンカン帽を被る感覚で、ペーパーヤーンを使用したテンガロンハットをコーデに取り入れると、グッとトレンド感がアップ。こちらは手編みで優しい風合いに仕上げたラフな佇まいと、編みで表現したカラフルなジグザグ模様が特徴です。

コーデをうまくまとめるコツは、ジグザグ模様に使用されているパステルカラーの色を拾ってトップスを選ぶこと。春ムードを演出したいなら、発色のいいオレンジが第一候補。レザーベルトでウエストマークして、少しだけカウボーイのエッセンスをプラスすると◎です。

ブリムの先にワイヤーを通しているので、シルエットを自由に調整できるところもポイント。なみなみにしたり、サイドをくるっとロールアップしたり。その日の気分や服装にあわせて被れるので、さまざまなスタイルとの組み合わせを楽しんでみてください。

キャンプやフェスなど、アウトドアシーンにマッチするのもテンガロンハットのいいところ。ユニセックスなデザインのこちらを選べば、カジュアルなスタイルにもなじみます。コットンライクな軽い生地ですがUVカット効果もあり紫外線対策もバッチリです。

特に日差しが強い日は、スナップボタンでつけられているブリムを広げてブーニーハットにチェンジ。ブリムは10cmと幅広なので、首の後ろまでしっかりカバー可能です。少し後方に傾けて浅く被ればヘアスタイルも活かせるので、顔まわりの印象も明るくなります。

首に引っ掛けて、後ろ姿のアクセントにするのもおすすめです。裏側は総メッシュになっていて通気性がよく、帽子の中が蒸れにくくなっています。内側の被り口に付いた汗止めテープ（スベリ）は吸汗速乾性が高く、サイズ調節も可能な便利仕様。

テンガロンハットは、トレンドのテイストMIXにも欠かせないアイテムです。こちらはやわらかいコットン生地で、サイドにはリボンタイプのあご紐をあしらったガーリーなデザイン。つば先がフリンジになっていて、ウエスタンムードもほんのり取り入れられています。

クールなジャケットスタイルにあわせるなら、ヘアは前髪をふっくらカールさせてエレガントに。肌のトーンにもよりますが、メイクはピンク系をベースにすると、バランスの取れた甘辛テイストにまとまります。

リボンは垂らしたまま、もしくは顎の下で結ぶのが基本ですが、おしゃれ上級者のなかにはブリムを巻き込んでクラウンの後ろで結ぶ人も！被り方のアレンジを楽しめるところも、テンガロンハットならではの特徴です。

シンプルなデザインに落とし込んだテンガロンハットなら、大人のお出かけスタイルにも自然に溶けこみます。たとえば、天然素材のコットンリネンを使用したこちらにご注目を。ハリ感のある生地はUVカット効果があるうえに撥水加工も施しており、晴れの日も雨の日も心強いアイテムです。

スナップボタンを外してブリムをアシンメトリーに広げた、変形スタイルで被るのもイチオシです。内側には吸汗速乾性の高いスベリを取り付けているので、汗をかいても快適な被り心地。

クラウンの後ろにはゴムが通されていて、絞ればサイズ調整も楽チン。また、ブリムの縁に縫い付けたミニサイズのピスネームも、ワントーンでまとめたコーデにさりげなくアクセントをつけるためのこだわりのひとつです。

ご紹介したように、ひと口にテンガロンハットといえど種類はさまざま。デザイン・生地・機能性ごとに、相性のいいコーデや着用シーンがあります。この春夏、テンガロンハットに挑戦したい方は、ぜひ帽子専門店に出かけて、お気に入りを探してみてください。オーバーライドのスタッフも、帽子選びのお手伝いをします！！

※出演スタッフやコメント詳細は、2025年4月時点の情報です。

Hair & Make-up: Nao Ikeda Words: Ryuto Seno　Photos: Kazuki Miyamae　Edit:Ami Nanjo(CRESCE.Inc), Hanna Amasu (CRESCE.Inc)