スタッフインタビュー|最近買った帽子とハマりものQ&A
梅雨が明けると、照りつける日差しとともに本格的な帽子シーズンの到来!そろそろ、この夏の相棒を探し始めている人も多いのでは?買い物をする前には、やっぱりスタッフの話を聞くのがいちばんです。
ということで今回は、ショップへ突撃して恒例のインタビュー企画を行ってきました。帽子に囲まれて過ごしながら、日々スタイリングに取り入れているショップスタッフたちが、この夏リアルに買ったアイテムをご紹介。個性溢れる彼らの紹介を交えつつ、スタッフならではの視点で答えてくれたアンサーをお届けします。
1|DAISUKE SATO
ショップ:OVERRIDE 横浜赤レンガ倉庫
出身地:神奈川
趣味:大学時代から始めたダンス。ジャンルはポッピン。休日は仲間でスタジオなどを借りてワークショップをしたり、イベントに出演したりと精力的に活動中。
Instagram:@0309_d_poppin
Q.オーバーライドに入ったきっかけは?
もともと帽子が大好きなのと、接客業をしたいということが重なり入社しました。大学生のときにダンスを始めたのですが、踊っていると帽子を被っている方がサマになったり、頭に少し重みがある方が動きやすかったりするので、ベレーやキャップ、ハットなどいろんな帽子を集めていました。入社してからも帽子は増え続けていて、今では70個くらいあると思います!
接客業に就きたいと思ったのは、大学時代にレストランで働いていたときの先輩がきっかけ。とても尊敬している憧れの人で、働き方に影響を受けました。今でも彼のことを思い出しながら店頭に立っています。
Q.今シーズン買ったものを教えて
ペーパーブレードのバケットハット。これ、かなり気に入っています。布製ではなく夏らしいペーパーブレード素材でできていて、軽いし機能性も抜群です。しかもつば先に厚みがあって、しっかりと見えるのがかっこいい。折り返して雰囲気を変えてもいい感じです。
Q.どんなスタイリングで被る? コーデのポイントも教えて
Tシャツのバッグプリントと、ヒッコリーデニムのブルーを合わせて夏を意識してみました。バケットハットと足元は黒で統一。帽子を被るときは、色を服や小物とリンクさせるとコーディネートしやすいです。Tシャツは友人とバーベキューをしたときに撮った写真をプリントしてつくったオリジナルで、ネックレスはダンスサークルの卒業イベントでつけていたもの。時計は接客業を選ぶきっかけになった先輩にもらった二十歳の誕生日プレゼント。思い入れのあるものを身につけるのが好きです。
Q.最近買ったハマりものは?
GoProです!部屋で音楽を流しながらパッと踊ったダンスも、せっかくなら撮っておきたいと思い、買ってみました。最近はイベントの開催もなかなか難しく、オフラインで自分のダンスを発信する場所が減っているので、SNSをもっと活用していきたいと思っています。持ち運びにも便利だし画質も良く広角なので、仲間と踊るときも撮影しやすいです。
Q.ダンサーだからこその帽子の被り方の工夫ってある?
サイズの合わない帽子はダンスしていると勢いで飛んでしまうことがあります。オーバーライドの商品はアジャスターがついているものが多いので、ぜひサイズ調整に使ってください。あとは、中にバンダナを巻くのもおすすめです。三角折りにして後ろで結んで、その上から帽子を被るとずれることもないし、チラッとバンダナが見えるのもお洒落。よかったら試してみてください。
Q.横浜赤レンガ店はどんなショップ?
観光地ということもあって、帽子を探しに来るお客さまよりも散策がてらに寄っていただく方が多いです。なので、帽子初心者の方でも気軽にふらっと入っていただけて、いろんな話をしながら帽子に触れてもらったり試してもらったりしやすいショップだと思います。僕も入社前はよく遊びにきていました。ショップもオープンなつくりで、スタッフも気さくな人ばかりなので、ぜひ立ち寄ってみてください。
2|AKARI MAKINO
ショップ:OVERRIDE マークイズみなとみらい
出身:神奈川
趣味:体育大学出身で体を動かすことが好き。最近は朝日を見に行くことにハマり中。布団やコーヒーなどのグッズを車にセッティングし夜出発、車中泊して静岡の海辺で朝を迎える。
Instagram:@or_mm.noa
Q.オーバーライドに入ったきっかけは?
元々お客さんとして、この店舗でよくお買い物をしていて、帽子にはずっと興味がありました。ファッションが好きで、お洋服はもちろん特に小物に目がなくて。シンプルな服に小物でアクセントをつけるスタイルに惹かれます。学生時代は靴屋さんでアルバイトをしていたので、次は帽子屋さんでも働きたいな、と。オーバーライドのアイテムは被りやすくて、他の帽子屋さんを見ても結局買うのはここ、となるのも働きたいと思った理由です。
Q.今シーズン買ったものを教えて
展示会で見てデザイナーから商品説明を聞いたときから、絶対に買う!と決めていました。内側がシルクなので、就寝時に被ると摩擦が起きにくく、乾燥も防いでキューティクルを守ってくれると教えてもらい「そんな帽子あるんだ」と衝撃を受けました。もちろんデイリー使いも出来て、一石二鳥。とってもかわいいですよね。
(関連記事)帽子専門店が考えた、昼まで被りたいナイトキャップとは?
Q.どんなスタイリングで被る? コーデのポイントも教えて
ドット柄の帽子が主役なので、服はシンプルに。黒のロングワンピースは重たくならないようにシースルーを選び、季節感を出してみました。帽子が濃紺なので、ブルーデニムと青い靴で色味をつなげて。トレンドの90s気分なビーズネックレスで華やかさもプラス。ちなみに、この帽子は車中泊して朝日を見にいくときにも便利なので、よく被っています。
Q.最近買ったハマりものは?
ボタニカル柄のバッグです!小物好きとしては、バッグ選びもこだわりたいポイントです。これはデイリーに使いやすいサイズ感とコーデのポイントになるデザインが決め手に。いつもお昼ごはんはお弁当なので、マチがたっぷりあってお弁当箱がぴったり入るこのバッグは、重宝しています。
Q.帽子を被るときのヘアスタイル、どうしてる?
前髪や帽子から見える毛をコテで巻いて、顔まわりに動きを出すのがおすすめです。毛量が多すぎると重たく見えてしまうので、ハーフアップにして見える毛先の量を調整すると、バランスが取りやすいです。仕上げにオイルをつけて、完成。
Q.マークイズみなとみらい店はどんなショップ?
明るくフレンドリーなスタッフが多いお店です!私自身、働いていてもとっても楽しいです。キッズフロアにあるため家族連れの方も多く、幅広い年齢の方がご来店くださるので、様々な提案が出来るよう品揃え豊富にお待ちしております。ぜひ遊びにいらしてくださいね。
3|KAEDE KOMORIYA
ショップ:OVERRIDE 渋谷スクランブルスクエア
出身:神奈川
趣味:映画鑑賞とお散歩。休日は予定が入らなければ、Netflixや映画三昧。洋画も邦画も見るが、特に好きな映画は、スタンドバイミー、マイガールなど、アメリカのキッズが主人公のもの。ティム・バートン監督のファンタジー系なども好き。
Q.オーバーライドに入ったきっかけは?
美容師免許を取得してアイリストをしていたのですが、店舗が閉店することになり、次のサロンが見つかるまでの働き先を探していました。アパレルスタッフ経験があり、アイリスト時代もカウンセリングの時間が好きだったので接客業でと考え、オーバーライドの帽子やショップに良い印象があったので面接を受けることに。実はそれが一昨年の話なのですが、仲間のスタッフも販売も大好きで、思ったよりもとっても長くお世話になっています(笑)。
Q.今シーズン買ったものを教えて
バケットハットは欲しかったのですが、クラウンの形がしっくりこず、今まで似合うと思えるものがありませんでした。でも、これはどんな人も合うんじゃないかというくらい、フィットしやすくて被り心地がいい。ニット素材でシンプルなデザインなので、ストリートに偏りすぎず、きれいめにも合わせられるところがお気に入りです。
Q. どんなスタイリングで被る? コーデのポイントも教えて
ロングヘアを下ろしてブラックの帽子を被ったので、重たくなりすぎないように服で軽さを出しました。夏になると色物も身に付けたくなるのでTシャツとスニーカーで取り入れて。メンズライクな要素と女の子らしさをミックスしたスタイルが好みなので、甘めのワンピースに、あえてハットやスニーカーを合わせてみました。
Q.最近買ったハマりものは?
ボーダーのTシャツです。中目黒を散歩しているときにふらっと入ったセレクトショップで発見。ほぼ一目惚れでした。好きな映画に出てくるアメリカのキッズみたいなファッションがしたくて、こんなヴィンテージ感あるボーダーTシャツをハイウエストのデニムにインして、スニーカーを履く感じが好き!少年のようなコーデなので、ヘッドウエアを合わせるならテイストをミックスして女の子らしいヘアバンドもいいですね。
Q.帽子を被るときのメイクのポイントを教えて!
最近はマスクをつけているので、カラーシャドウ&カラーマスカラを使うことが多くなりました。帽子との相性も良くて、おすすめです。私はベーシックカラーの帽子が多いので、ポイントカラー的に使える、くすみ系のオレンジアイシャドウにハマっています。顔周りの印象がお洒落で明るくなります。
Q.渋谷スクランブルスクエア店はどんなショップ?
渋谷駅前にあるビルのファッションフロアということもあり、お洋服が好きなお客さまがたくさんいらっしゃるショップです。服も合わせたトータルコーディネートのアドバイスを求められることが多いので、スタッフも帽子の知識だけでなく、トレンドを踏まえた全身スタイリングや服に合う帽子をおすすめするのが得意です。癒し系なスタッフが多いので、ぜひ気軽に話しかけてくださいね。
※商品の取り扱いについては、各店舗へお問い合わせください。
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Words: Mai Otsuki Photos: KOBA Edit: Misaki Yamaguchi , Haruna Kato