いま人気のビーニーとは？おすすめ12選&ニット帽との違い・かぶり方も解説《メンズ・レディース》

ニット帽の定番でありながら、トレンドアイテムとして男女問わず注目度が上がっているビーニー。でも実際ビーニーとは何なのか、どれを選べば今っぽくなるのか、分からない人も多いはず。そこでこの記事では、ビーニーの選び方とおすすめアイテム、上手なかぶり方まで、帽子専門店ならではの情報量でたっぷり解説します。

●目次
ビーニーとは、折らないニット帽
ビーニーの上手な選び方《サイズ感・顔の形・気温》
帽子専門店OVERRIDEで買える！おすすめビーニー12選
ビーニーの基本のかぶり方&アレンジ《メンズ・レディース》
汚れが気になる…ニット帽の洗い方、お手入れ方法
似合わない人はいない！自分に合うビーニーを探そう

ビーニーとは、折らないニット帽

ビーニーとは、｢ツバなしの帽子｣という意味。ニット帽全般を指してそう呼ぶこともありますが、現在、日本における帽子の分類上は「裾が折り曲げられてないニット帽」を指します。ニットを編んで作られた帽子はすべて「ニット帽」と呼ばれ、そのなかでビーニーやワッチなど、形状によって細かく種類が分かれているのです。

ビーニーとワッチの違いは折り返しの有無

裾を折り返さないビーニーに対して、カフと呼ばれる折り返しのあるタイプを「ワッチ」と呼びます。英語で書くと「WATCH」ですが、それって「ウォッチ」じゃないの？と思ったあなた、正解です。海軍の船上で見張り（ウォッチ）役が防寒のためにかぶっていたニット帽が「ワッチ」の名前の由来とされています。

ビーニーの上手な選び方《サイズ感・顔の形・気温》

折り返しのないニット帽といっても素材や形などさまざま。想像していたのと違う…となるのを避けるためにも、ビーニーを選ぶときの役立つポイントを解説します。

ぴったりなサイズ感を選ぶ方法

ニット帽は伸縮性があるので、数字だけではサイズ感の判断が難しいところ。編み地や素材、高さもチェックして、着用感の参考にしましょう。

・編み地：リブ編みは伸縮性がある
・素材：コットンは伸びづらく固め、ポリエステルはハリがあり立体感が出やすい
・高さ：22cm前後は浅めでコンパクト、28cm前後は深めでゆったり

ほかにも、糸の太さや編み方によっても違いがあります。また、ニット帽のサイズ表記で参考になるのが「高さ」。22cm前後は比較的コンパクトなサイズ感で、28cm前後は深めにゆったりとかぶるタイプが多い傾向にあります。

あとはお店でかぶってみるのがベストですが、オンラインなど試着ができない場合は着用写真で「上部が立ち上がっているならコンパクト、寝ているならゆったり」という視点でチェックしてみるのもあり。また、商品説明でかぶり心地を解説している場合が多いので、ぜひ読んでみてくださいね。

韓国発！長さの流行は「浅め」「短め」

ビーニーは、韓国アイドルをきっかけに日本でも10代～30代の男女に愛用者が増加中。なかでも浅め・短めのタイプがかぶりやすく支持されています。特に、かわいくかぶりたい女性には短めが、耳まで覆うように深くかぶりたい男性には長めも人気の様子。

顔の形に合わせて似合うものを選ぶ

ビーニーが似合わないと思っている人も、選び方にちょっと気をつけるだけで印象が変わります！顔の形に合うビーニーの選び方は次のとおり。

たまご型：基本的に何でもOK。短めタイプを深くかぶるのが今っぽい
・面長：ボリューム感で横幅を補い、深めにかぶって縦幅をカバー
・丸顔：おでこを見せるように浅めにかぶって縦幅を補おう
・ベース顔：立体的なフォルムやボリューム感があるものを選んで

自分の顔の形がどれか分からな人や、似合う帽子についてもっと詳しく知りたい人は、「顔の形診断」のページもチェックしてみてくださいね。

気温・季節に合わせて素材を選ぶ

ビーニーをはじめ、ニット帽は秋冬の防寒だけだと思っていませんか？春夏向けの素材や編み地のものもあるんです。

素材：コットン、ポリエステル
編み地：メッシュなど通気性のあるもの

メッシュビーニーはストローハットなどと比べると涼しさには欠けますが、汗ばむ季節に髪をまとめるのに活躍してくれます。

帽子専門店OVERRIDEで買える！おすすめビーニー12選

ビーニーの選び方がわかったら、いよいよアイテム選び。帽子専門店オーバーライドで買える、いまおすすめのビーニーをまとめてご紹介します。

今シーズン注目！浅め・短めのビーニー3選

まずは、今トレンドの浅めタイプから。トップが余らないので、ビーニーに難しさを感じる人でも気軽にかぶれます。

肉厚ニットで小顔効果も！ミックスカラーのビーニー

ミックスカラーのショートビーニーは、形はシンプルですが豊かな表情が魅力。リブ編みでフィット感がありつつも、ぴったりしすぎないかぶり心地です。肉厚なニットは小顔効果も期待できるので、ニット帽に苦手意識がある人も試してみて。

洗濯機で洗える機能性ニット帽

ポリエステル混でハリ感があり、優しく頭にフィットするニット帽。カフを折ればショートワッチになるうえに、洗濯機で洗えてすぐ乾くので、いろいろなファッションと合わせて毎日楽しめます。

浅くてタイトなビーニーをお探しならこれ！

イスラムビーニーとも呼ばれる、ビーニーのなかでも特に長さが短くコンパクトなタイプのニット帽。頭の形に沿うようにかぶれるので短髪の男性に人気ですが、髪をまとめてすっきりまとめるのもあり。

定番の深め・長めのビーニーおすすめ6選

続いて紹介するのは、トップが余る長めのタイプ。深くかぶって顔周りをすっぽり覆える安心感と、ロールアップしてワッチとしてもかぶれるアレンジ力が魅力。

シーズンレスにかぶれるワッフルビーニー

シンプル&ベーシックなフォルムで、性別や年齢を問わずかぶりやすいビーニー。ワッフル編みになっていて、程よい厚みがあるのでのっぺりせずに着こなせます。再生繊維キュプラとコットンを使い、アウトドアシーンなどで季節を問わず快適にかぶれるアイテムです。

頭を心地よく包むシルク100%のビーニー

シルク100%の素材にストレッチ糸を入れて、無縫製で立体的に編み立てた上質さが魅力のビーニー。かぶったときにごろつき感がなく、ノンストレスでかぶれます。後ろが少しだけ余るバランスの良い長さもこだわりのポイント。

メッシュビーニーはロールアップもしやすい長さ

オーガニックコットンを使った糸をメッシュ状に編んだルーズビーニー。通気性はありつつも透けすぎないので、快適さとファッション性のちょうど良いバランスが狙えます。1回、2回と折り返してもきれいな形になるので、自由にアレンジを楽しんで。

さらっとかぶれるコットン100%のニット帽

少し厚みがあるこちらのニット帽は、真夏以外はかぶれる綿100%素材。優しい肌触りとほどよいフィット感で、長くかぶりやすいアイテムです。折り返しても短くなりすぎず、伸ばしても長すぎない高さが絶妙。

通気性◎で年中かぶれるルーズビーニー

オーバーライドで長年支持され続ける超定番アイテム。ポイントは中腹部の編み地の切り替えで、通気性がとことん追求されています。夏場もビーニーをかぶりたい人におすすめ。

しっとりとした肌触りのシルクビーニー

こちらも通年かぶれる、薄手かつシルク100%の素材でさらっとかぶれるビーニー。シルクは吸湿性・通気性・保温性に優れており、しっとりとした肌触りで頭と髪をやさしく包み込んでくれます。

トレンドど真ん中の猫耳・紐付きビーニー3選

最後に紹介するのは、トレンド感のある猫耳や紐付きのビーニー。コーデのアクセントとして、アクセサリー感覚で取り入れてみては。

ルーズな猫耳ならチャレンジしやすい！

ビーニー同様に韓国発で人気が上昇し続けている猫耳ニット帽。耳を別で取り付けたタイプと比べて、ニットの角が立ちあがるタイプは、さりげなく取り入れやすい形状になっています。ルーズなシルエットなら耳もちょこんと寝て愛おしさ抜群！

ありそうでなかった紐付きビーニー

昨年から人気のこちらは、「紐付きビーニーはありそうでなかった！」と嬉しい口コミが多数寄せられています。モケモケのファーヤーンも、明るいカラーで春夏っぽく。紐は垂らしても、あご下できゅっと結んでも、お好みで。

ぴたっとかぶるのが新鮮！春夏のアクセサリー代わりに

手編みニットのサマービーニーは、思い切ったショート丈がおしゃれ。ざっくりとネット状に編まれているので、夏のアクセサリーとしてもGOOD。カジュアルなファッションに合わせるだけで、ぐっとおしゃれ度が高まります。

ビーニーの基本のかぶり方&アレンジ《メンズ・レディース》

かぶり慣れるまではバランスに悩む人が多いビーニー。かぶり方に不正解はありませんが、ここではきれいにかぶるためのポイントや、アレンジ方法を解説します。

かぶり方の基本ルールは耳隠す＆後ろのバランス

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上の動画でも解説しているとおり、今っぽいポイントは耳まですっぽり隠すこと。ショートビーニーならそれだけで完成ですが、上部が余るタイプの場合は、後頭部をくしゅくしゅとさせて頭になじませましょう。

ショートヘアの人の襟足はどうする？

深くかぶることが多いビーニーは、特にショートヘアだと後ろ髪をどうするか悩む人も多いようです。襟足や顔周りの毛が少し見えるように調整して、毛流れを整えると後姿がきれいに決まります。

ロールアップしてショートワッチ風にも《前髪ありなし》

長めのビーニーは、かぶり口を折り返せばワッチのようにアレンジできます。薄手のタイプなら、2回ロールアップしてカフにボリュームを出して浅めのショートワッチ風にも。

前髪を出す場合、前を浅め、後ろを深めにかぶると前髪がつぶれにくく。カフを折り返す深さは、上部が余らず頭にきれいに沿うように調整しましょう。

1回折りで深くかぶるのも今っぽい《前髪なし》

くるくるとロールアップするのではなく、1回だけ折って深めのワッチとして使うことも。すっぽりと深くかぶるのが今っぽいスタイルです。その場合、前髪は邪魔にならないようにしまうのがおすすめ。

深めのビーニーを内側に折り畳んでショートビーニー風

長めのビーニーを内側に折り込んでショートビーニー風にするアイデアも！ビーニーのトップが余るのが気になるときに試してほしい方法です。

汚れが気になる…ニット帽の洗い方、お手入れ方法

最近は洗えるニット帽が数多く登場しているのをご存じですか？手洗いはもちろん、なかには洗濯機OKというものも。手洗いのときは、次のポイントを押さえて型崩れを防ぎましょう。

1. 洗濯表示を見て、手洗いOKであることを確認
2. 洗剤を混ぜたたっぷりの水で、すすぎ洗い
3. 軽く水気を切ったら、タオルで挟んで丁寧に脱水
4. 伸びやすいため吊り干しはNG！形を整えて平干しを

ニットのお手入れや保管方法について、もっと詳しく知りたい人は以下の記事もチェックを。

似合わない人はいない！自分に合うビーニーを探そう

ビーニーはベーシックなアイテムだけに、その種類やかぶり方はさまざま。似合わないと決めつけていた人が、自分好みのアイテムやアレンジ方法を見つけてからは手放せなくなることも。

オーバーライドでは、専門店だから揃う豊富なラインナップであなたに似合うアイテムを探すお手伝いをさせていただきます。ビーニーに挑戦してみたい人は、お近くのお店に、オンラインストアに、ぜひ一度足を運んでみてください。