2023.08.22

大人のボンネットってどんな帽子？人気の理由とおすすめアイテムをチェック

2023年秋冬もっとも注目されている帽子のひとつ、ボンネットをご存じですか？ボンネットと聞くと、ベビー服やゴスロリ服を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、令和のボンネットは一味も二味も違います。

ボンネットの特徴といま人気の理由、そして、帽子専門店オーバーライドおすすめのアイテムを紹介。流行のボンネットについて知りたい人は必見です。

ボンネットとは？赤ちゃんやロリィタだけのものじゃない！

19世紀のフランスで婦人帽として、造花やリボンが付いてあご下でリボンを結ぶタイプのボンネットが多くかぶられたことから、ベビー服やロリィタファッションで用いられるイメージがあります。しかし、ボンネットは必ずしも大きな上向きのツバがついて、フリルやレースが付いたものだけを指すわけではありません。

帽子は上からかぶるものが多いなかで、ボンネットは後ろからかぶるのが特徴。頭にきっちりと合わせて覆うかたちでかぶり、ツバはあるものとないものがあります。

似た形状の帽子に「フード」があり、こちらは頭をゆったりと覆う袋状の頭巾（ずきん）のこと。服の後ろに付いたものがよく知られていますが、頭巾の部分だけが独立したものも。

ボンネットとフード、どちらも後ろからかぶり、頭から顔周りを覆うような形状の帽子を指します。

ここ数年、特に韓国系ファッションを中心に注目されていた帽子「バラクラバ」。いわば「目出し帽」のことで、冬のアウトドアにおける防寒具です。コレクションブランドがそれをファッションとして昇華し、ニットのバラクラバを製作したのがトレンドの始まりとされています。

そこから派生して特に欧米のモデルやインフルエンサーで目にするようになったのが、ボンネットやフード型のニット帽です。

日本でもツバが下向きのバケットハットや深めのキャップなど、顔周りを覆うアイテムが人気なことから、秋冬はボンネットやフードに注目！カジュアル、ガーリー、フェミニン…と、ジャンルレスに合わせられるので、ファッションのテイストを問わずチェックしてみては。

注目のトレンドアイテム、ボンネット＆フード。帽子専門店オーバーライドでは、さまざまな形状や素材、ディテールのアイテムが揃います。ここでは7種のアイテムをご紹介。

シンプルながら裏目編みの表面感がおしゃれなボンネット型フード。あご紐を垂らせばユニセックスに、首元でリボン結びをすればガーリーなボンネット風に、さまざまな表情が楽しめます。ウールとリサイクルポリエステル糸をミックスした、ふっくらモチモチの風合いもポイント。

2023年春夏シーズンから人気を集めているこちら。柔らかめのニット素材のボンネットで、コットンを使っているので季節を問わずかぶれます。写真のように深めにかぶれば、チューリップハット風にも。秋冬カラーとしてお客様からお問い合わせが多かったホワイトとブラウン、パープルも登場！

表はベルベット、内側にはフェイクファーを使った秋冬らしい素材のボンネット。かぶったときにボリューミーなファーが覗いて、顔周りが華やかに。リバーシブルなのでモコモコ帽子としてかぶっても◎

写真左のように顔周りを軽く折り返してファーを見せるもよし、右のようにしっかり折り上げてコードを後ろで結びワッチ風にかぶるもよし。ファッションや髪型に合わせて自由にアレンジができますよ。

肉厚なアンゴラ混のフードにベルベットのリボンが付いた、大人っぽさとガーリーが共存したアイテム。リボンは写真のように垂らすほか、後ろでリボン結びにすればバックスタイルも愛らしく仕上がります。カジュアルなニット帽が苦手な大人の方の防寒にもぴったり！

表と裏で異なるフェイクファーを使ったリバーシブル仕様のフード。写真の表はプードルのようなカーリーなファー、裏はラビットファー風のフワフワなファーが使われています。冬の厚手アウターにも負けないボリューム感で、冬のコーデの主役級アイテムに！意外と汗ばむ冬場に嬉しい洗濯機洗いOKという点も見逃せません。

こちらのフェイクファーは毛足が長いタイプ。あご下に付いたスナップボタンを留めると、まるで着ぐるみのような愛らしいスタイルに！写真にように垂らせば、冬の定番・耳当て付き帽子風にかぶれます。裏地のノスタルジックな花柄のコーデュロイがちらりと見え隠れして、コーディネートのおしゃれなポイントに。

顔周りをすっぽり覆うボンネット風のイヤーマフも、フードとは違ったスタイリングが楽しめる注目アイテム。ふわふわのフェイクファーで、バンビ柄と無地ファーのリバーシブル仕様。頭全体が覆われないので、ヘアアレンジも楽しめます。

首元で巻けば冬コーデを盛り上げるファーティペット（付け襟）としても使える優れもの！洗濯機で洗えるので、冬の相棒として毎日いろいろなスタイルに合わせたいアイテムです。

ボンネットについて、レトロなフリフリを想像していた人も、SNSでニットタイプを目にしていた人も、バリエーションの豊富さにイメージが覆されたのでは？今年の冬に向けてボンネット、いかがでしょうか？

形やボリューム感によって見え方が変わるので、ぜひお店で試してみてください。かぶり方に迷うことがあれば、スタッフがご案内させていただきます。