大人のボンネットってどんな帽子？歴史から秋冬おすすめアイテムまで徹底解説《レディース・メンズ》

ここ数年ジワジワと注目を集める帽子のひとつ、ボンネット。ベビーやロリィタ服を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、令和のボンネットは一味も二味も違います。この記事では、ボンネットの歴史と特徴、いま人気の理由、そしておすすめアイテムを紹介。流行のボンネットについて知りたい人は必見です。

●目次
ボンネットとは？赤ちゃんやロリィタだけのものじゃない！
　ボンネットの歴史
　ボンネットって結局どんな種類の帽子？
　ボンネットの他にも！頭に巻くアイテムが人気
おすすめのボンネット9選
おすすめのフード6選
ボンネット・フードを探すなら帽子専門店で

ボンネットとは？赤ちゃんやロリィタだけのものじゃない！

ボンネットは、赤ちゃん用やロリィタ服向けのものもありますが、最近は大人のコーディネートに合わせるアイテムがトレンドに。歴史と定義を知ると、いま人気のボンネットの特徴が見えてきます。

ボンネットの歴史

18～19世紀のフランスで婦人帽としてよく被られていたボンネット。花やリボンなどの装飾をふんだんに使ったものは富裕層の証とされ、大きなブリムにフリルが付き、あご下でリボンをキュッと結ぶものが当時の主流でした。

しかし、ボンネットはフリルやレースが付いたものだけではありません。布製の柔らかい素材のものは、婦人帽として人気を博す以前、中世の時代から男性が被っていたとか。

ボンネットって結局どんな種類の帽子？

歴史からも分かるように、ボンネットの大きなつばやフリルは、あくまで付け加えられたもの。後ろから被って額を見せる、つばのない帽子は総じて「ボンネット」と呼ばれます。似た帽子に「フード」があり、頭から顔周りを覆うような形状はボンネットと共通しています。

ボンネットの他にも！頭に巻くアイテムが人気

ボンネットのように頭から顔をすっぽり包む帽子がトレンドとして注目されるようになったのは、数年前の韓国から。ほかにも、スカーフやバブーシュカと呼ばれる三角巾を頭に巻くスタイルも、おしゃれな人たちのあいだで注目されています。

冬に人気のイヤーマフも、今年は顔まわりを包み込むようなタイプのおしゃれなアイテムが豊作です！

おすすめのボンネット9選

ここからは、今年注目のボンネット系アイテムをたっぷり紹介！まずは、さまざまな素材やデザインのボンネットから。

ジャンルレスに使えるコットンボンネット

こちらは毎シーズン人気の、程よいハリ感があるコットン素材のボンネット。シンプルなデザインで、性別やテイストを問わず被れます。通気性がある編み地で、汗ばむ移動時なども快適。シーズンごとにカラー展開が変わるので、気になる色はお早めに。

レトロな雰囲気のボーダーが今っぽい

春夏に登場したボーダー柄のボンネットが、秋冬仕様に。アクリルウール糸をリブ編みで仕上げ、秋らしい素材感になっています。少し色あせたようなカラー展開で、古着のようなレトロ感が今の気分にぴったり。

ベロアとフェイクファーのリバーシブル

オーバーライドでここ数年人気の秋冬素材のボンネット。ベロア生地とフェイクファーのリバーシブルになっているので、スタイリングに合わせて使い分けられるのが魅力。どちらの面で被っても、たっぷりのフェイクファーがコーデを華やかに見せてくれます。

大人かわいい柄のボンネットも

人気のリバーシブルボンネットに、今年は柄タイプが新登場！ベースが落ち着いたダークトーンなので、普段柄物を着ない人でも普段のコーデに取り入れやすいはず。ブラックは小花柄、ネイビーはチェック柄、ベージュはレオパード柄。3種類からお気に入りを選んで。

カンゴールのふわふわボンネット

イギリスの帽子ブランド、カンゴールから登場したボンネットは、紐付きビーニーのような感覚で被れるシンプルなモデル。ふわふわのフェイクファーで耳まわりを包み込めば、冬のお出かけも温かく過ごせそう！

ゆったり感が大人かわいいFILAのボンネット

フードのようにゆったりと被れる、スポーツライフスタイルブランドFILAのボンネットフード。レトロなゲレンデスタイルのようなイメージで、冬のアクティブなスタイリングがかわいく決まります。タウンユースや冬のレジャーやスポーツでの防寒に。

もこもこの素材と太めのリボンがかわいい！

今っぽいキュートさをたっぷり詰め込んだボンネット。3色展開のうちグレーとホワイトはもこもこのボア、レオパードはなめらかなフェイクファーを使っています。太めのリボンをあご下できゅっと結べば、さらにかわいいスタイリングに。

ヘアバンド感覚で楽しむショートボンネット

フードのように頭を包み込むのがボンネットの主流ですが、こちらは太めのヘアバンドのような新鮮なスタイル。ニット帽やアクセサリー感覚で取り入れられます。薄手で軽やかな素材なので、キャプやハットと重ね付けするのもおすすめ。

夏やビーチリゾートに！麦わら風素材のボンネット

ビーチリゾートなどへ旅行するとき、硬い素材の麦わら帽子はかさばるのが難点ですが、そんなとき軽くたためて持ち運びに便利なボンネットが役立ちます。手編みのトレンド感も相まって、旅先での必須アイテムになりそう。

おすすめのフード6選

続いては、ボンネットと同様にすっぽりと頭を包み込む帽子、フードを紹介。ボンネットよりもシルエットのバリエーションが豊富で、ニット帽感覚でさらっと被ったり、マフラーのようにアウターに合わせたりと、アイテムごとの楽しみ方ができますよ。

カジュアルガーリーなマフラー付きフード

カジュアルなスウェット調の生地に、ボリュームたっぷりなフリルをあしらったマフラー付きフード。軽やかな素材なので、秋の初めからコーデのアクセントに使えそうです。カジュアルとガーリーの組み合わせで、どちらのテイストにもマッチ。

程よいゆったり感のフードはビーニー感覚で

シャポー ド オーで定番人気の、ラメ入りのアンゴラ素材を使った上品なフード。フードのなかでは比較的コンパクトなフォルムで、ゆったりとしたビーニーのような感覚で被れます。ベルベットリボンを垂らせばカジュアルやモードに、あご下で結べばガーリーな印象に。

ニット帽よりもラフに被れるフードビーニー

浅めのフード型のニットビーニー。あご紐を後ろで結べばビーニーとして、前に結べばフードとして、自由にアレンジできます。ボンネットに近いフォルムなので、ニット帽感覚で被れるボンネットを探している人にもおすすめ。

雪の妖精のようにかわいいニットフード

冬を代表するテキスタイルのひとつ、ノルディック柄をあしらったニットフード。頭頂部のポンポンや被り口のふわふわファーヤーンも相まって、まるで雪の妖精のような愛らしさ。ボリューム感があるので、小顔効果にも期待。冬のシンプルコーデのアクセントにぜひ。

アウターにプラスオンしたい2WAYフード

アウターのフード部分のようなデザインが特徴的なアイテム。フード部分のファスナーを開くと大きな襟のような形状になる2WAY仕様で、気温やスタイリングに合わせてアレンジできます。厚手のトップスやアウターに重ねて、防寒とレイヤードスタイルを兼ねて。

”真知子巻き”スタイルをアウトドア仕様で

スカーフを”真知子巻き”するようなスタイルで着用するデザインのフード。撥水加工を施したナイロン生地とボア生地のリバーシブル仕様で、冬のお出かけはもちろんレジャーでも活躍しそうなアイテムです。メンズにもおすすめ。

ボンネット・フードを探すなら帽子専門店で

トレンドのボンネットやフードは、せっかくなら自分のお気に入りを探したいところ。帽子専門店のオーバーライドなら、さまざまな素材やデザインのなかからベストな1点を選べます。全国のお店や公式オンラインストアでぜひチェックを。