ラフィアハットとは？人気ブランドや洗える夏素材の帽子も紹介《メンズ・レディース》

夏の帽子といえば、ストローハット。麦わらを使ったものだけではなく、さまざまな植物や植物を模した素材を使った帽子もそう呼ばれます。そのなかで、ラフィアハットは「大人のストローハット」とも言える上質なアイテム。しかし、天然素材は手が出しづらい…という人も少なくありません。

今回は、そんなラフィア素材の特徴と、近年注目を集める天然風のイージーケアアイテムを紹介！それぞれの魅力を知って、自分に合ったベストな1点を見つけましょう。

●目次
ラフィアハットとは
ラフィアハットのメリット・デメリット（たためる・お手入れ）
ラフィアハットの王道ブランド、ヘレンカミンスキー
天然素材風の洗濯できる帽子も人気
この夏おすすめ！ラフィア風かぎ編みハット7選
この見た目で洗濯OK！洗える夏素材の帽子9選

ラフィアハットとは

ラフィアとは、ヤシの葉を加工して作られた天然の繊維。独特の柔軟性があるため、手入れをしながら使い込むほどしなやかになっていきます。また、使ううちに色味が変化していくのも特徴のひとつ。

麦わら帽子との違い

夏の帽子としてお馴染みの「麦わら帽子」、別名「ストローハット」。天然草木や天然風の帽子全般をこう呼ぶこともありますが、厳密には麦わらのブレードを編んだ帽子を指します。天然素材のなかでも広く流通しており、ラフィアに比べると少し硬さがありカッチリとした形が特徴。

ラフィアハットのメリット・デメリット（たためる・お手入れ）

ラフィア素材のハットは天然草ならではのメリットと注意点があります。

メリット
・風通しが良く蒸れにくい
・柔軟性があり折りたためるものも
・復元性があり型崩れしても元に戻しやすい
・使うほどにツヤが出て色が濃くなり、味わいが増す

デメリット
・天然草のため水に弱い
・化学洗剤は使用不可
・こまめに手入れをしないと劣化しやすい

天然草のなかでは扱いやすく、経年変化を楽しめるのがラフィアの魅力。それでもデリケートな素材なので、雨の日の使用は控え、こまめなお手入れが必要です。

万が一濡れてしまったときは形を整え、直射日光の当たらない風通しのよい場所で平干ししてください。型崩れしてきたときは元の形に整えて、紙やタオルを詰めておくと徐々に形が戻ります。

ラフィアハットの王道ブランド、ヘレンカミンスキー

ヘレンカミンスキーは、オーストラリアの強い日差しから子どもたちを守るためにラフィアの帽子を手作りしたのが始まり。同国の伝統工芸の技術を生かして作られる、ラフィアハットの代表的ブランドです。本格的なアイテムを探しているなら、ぜひチェックを。

天然素材風の洗濯できる帽子も人気

夏らしい天然素材の帽子が欲しいけど、汗や汚れが気になる…。そんな声に応え、最近はラフィアハットのような見た目で手洗いや洗濯機洗いができるアイテムも増えています。写真のアイテムのように、ラフィアにはないカラーも魅力。

この夏おすすめ！ラフィア風かぎ編みハット7選

オーバーライドでは、ラフィアのような雰囲気で扱いやすい素材のアイテムが目白押し！まずは今季人気を集める、かぎ編みハットを紹介します。

目深にかぶるダウンブリムが今っぽい

ペーパーヤーンを使った軽やかな手編みのチューリップハット。下向きのつばを目深にかぶるスタイルは、いま人気のスタイル。透かし編みで涼しげなデザインは、蒸れが気になる夏場にも嬉しいですね。

形・編み地・カラー、すべてがかわいい！

こちらも下がったつばが今っぽいチューリップハット。鮮やかなカラーが楽しめるのは、ペーパーヤーンならではの魅力。シルエット、編み地、太めのリボン、どこを取っても愛らしい、コーデの主役になるアイテムです。

バケットハットもペーパーヤーンで夏らしく

ストリートのイメージがあるバケットハットも、素材が変わるだけでナチュラルで夏らしい雰囲気に。変化のある編み地とつば先のステッチが素朴でカジュアル。

おしゃれさん注目のサマーボンネット

顔周りをフードのように覆うボンネットは、おしゃれ好きの間で最注目のシルエットのひとつ。リボンの結び方や、つばの上げ下げでアレンジができるので、スタイリングに合わせて変化を楽しんで。

ブラウン×ホワイトのボーダーが新鮮！

配色と編み地の切り替えでボーダー柄を表現したバケットハット。トレンド感もありつつ大人っぽさを感じるデザインで、夏のリゾートスタイルにも好相性。街で、旅先で、さまざまなシーンで活躍しそうです。

ワイヤー入りブリムとあご紐でアレンジ自在

花のような透かし編み、本体と同色ニットのリボン、かわいいが詰まった手編みのサンハット。つば先にワイヤーが入っているので、波打たせたり上にあげたり、自由にアレンジできます。

透かし編みのサマーニットハット

ニットは夏に不向きと思われがちですが、こちらは清涼感のある糸をミックスしており、花柄のような透かし編みも相まって涼しげにかぶれます。ハッピーなグリーンのほかに落ち着いたブラック、ナチュラルなベージュの展開も。

この見た目で洗濯OK！洗える夏素材の帽子9選

続いては、天然草のような見た目なのに手洗いor洗濯機洗いOK！イージーケアの天然見え帽子を紹介します。

シンプルで使いやすい春夏素材のバケットハット

麦わら帽子のような見た目で、洗濯機で洗えるブレードを使ったバケットハット。すっきりとシンプルなシルエットなので、性別や年代、スタイルを問わずかぶれます。あご紐は取り外し可能。シーンに合わせて使い分けて。

リボンも形も上品なつば広ハット

立体的なシルエットの本体とギンガムチェックの幅広リボンで、上品に日除けができるアイテム。リボンは結び方でアレンジできるほか、取り外し可能なので、手持ちのスカーフなどに付け替えれば印象がガラッと変えられます。

アウトドアで活躍！洗える中折れハット

洗えるブレードを使ったユニセックスな中折れハット。左右にスナップボタンが付いているため、写真のようにテンガロンハットとしてかぶるほか、つばを広げてかぶることもできます。ビーチやフェス、ゴルフなど、夏のアウトドアシーンで活躍するはず。

美フォルムをキープするクラシカルなハット

つば先が上がったデザインは、顔周りを明るく見せながら小顔効果も叶えます。飽きの来ないクラシカルなシルエットでありながら手洗いOKなので、スタイリングに上品さをプラスするアイテムとして長く愛用できます。

キャスケットならキャップ感覚で使いやすい

気軽にかぶれる帽子を探しているけれどキャップはスポーティすぎるという人におすすめなのが、キャスケット。女性らしいフォルムに加え、さりげないラメブレードが大人っぽさを演出します。手洗い可能なので、毎日気兼ねなくかぶって欲しいアイテム。

夏もかぶれる涼しげベレー帽

ベレー帽は秋冬のアイテムだと思っていませんか？ブレード素材のアイテムなら、春夏も涼しげにかぶれます。湿気や汗でヘアスタイルが決まりづらいときも、すっぽりかぶるだけでOK。こちらも手洗い可能です。

洗えてたためる大人の上品中折れハット

2019年の発売から人気を集め続ける、帽子ブランドarthの定番アイテム。上品で繊細な見た目ながら、手洗い可能なうえに丸めて持ち運べる優れもの。つば先のワイヤーを使って、動きを出すのもおすすめ。

短めのつばはカジュアルにも合わせやすい

天然草のようなナチュラルな雰囲気に、わずかな光沢と美しいシルエットで上品さを併せ持った中折れハットです。軽くてストレスフリーなのも魅力。家庭で手洗いしながら、毎日のスタイリングのアクセントにぜひ愛用してください。

ナチュラルで扱いやすいペーパークロスのキャップ

ペーパークロスと呼ばれる紙でできた生地を使ったキャップ。柔らかさとシワ感が、程よく力の抜けた雰囲気を醸します。牛革ベルトやハトメ、つばのパイピングが全体を引き締め、ナチュラルさのなかにデザイン性も。

春夏の帽子は、素材の幅を広げるとデザインや色、形の選択肢が一気に広がります。お店で、オンラインストアで、自分好みのアイテムを探してみてください。