熱中症対策におすすめの帽子は?逆効果にならない選び方を帽子のプロが解説

近年、帽子はおしゃれアイテムとしてだけでなく、熱中症対策としても欠かせない存在になっています。一方で、「日差しを防げればどんな帽子でもいいの?」「黒い帽子は暑い?」「メッシュ素材なら涼しい?」など、帽子選びに悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、帽子専門店オーバーライドのメンズMD・日比野とレディースMD・小林にインタビュー。商品企画の最前線に立つ2人に、熱中症対策としての帽子選びのポイントと、この夏おすすめのアイテムを聞きました。
●目次
熱中症対策に帽子は本当に必要?かぶる理由と効果
夏の帽子は外出に欠かせない存在!
UVカットだけでは不十分?大切なのは「熱を逃がすこと」
実は逆効果?黒い帽子は熱中症対策に向かない?
熱中症対策のための正しい帽子の選び方
熱中症対策におすすめの帽子7選
熱中症対策の帽子を探すなら帽子専門店へ
今回インタビューした2人

日比野
OVERRIDE メンズMD
市場動向や売れ筋分析をもとに商品企画の方向性を決定し、企画チームと連携しながら商品開発を行う。自然の中で過ごす時間を愛し、機能性とファッション性を兼ね備えた帽子づくりを得意とする。
Instagram:@k.hiviino

小林
OVERRIDE レディースMD
気候やライフスタイルの変化を捉えながら、女性のリアルなニーズに寄り添った商品企画を行う。近年は猛暑対策やUV対策など、機能性とデザイン性を両立したアイテム開発にも注力している。
熱中症対策に帽子は本当に必要?かぶる理由と効果

日比野:直射日光から頭部を守ることはもちろんですが、最近は熱中症対策として帽子を選ぶ方が増えています。特に5月頃から需要が高まり、夏のレジャーやフェス、キャンプなどでは欠かせないアイテムになっていますね。
小林:はい。帽子はぜひ熱中症対策として取り入れてもらいたいアイテム。ここ数年で、お客様が帽子に求めるものはかなり変わってきたと感じています。以前は紫外線対策が中心でしたが、最近は「暑さをどう乗り切るか」という視点でも選ばれているようです。
日比野:メンズはもともとアウトドアやランニングなど、機能性を重視した帽子が支持されていましたが、今はレディースも同じ流れになってきていますよね。
小林:そうですね。特に印象的だったのは、「重い帽子は暑そうに感じる」という声が増えたことです。それまで人気だった商品でも、真夏になると急に動きが鈍くなったことがあって。
日比野:帽子そのものの重さを気にされる方も増えましたよね。
夏の帽子は外出に欠かせない存在!

小林:私はジムの行き帰りですね。運動したあとってすごく暑いので、日差しよけとしてはもちろん、シャワーを浴びた後のすっぴん隠しとしても活躍します。あとは海や旅行、キャンプに行く時も必ず帽子を持って行きます。
日比野:僕はほぼ毎日帽子をかぶっています。山や川に出かけることも多いですし、最近は娘と公園で遊ぶ時間も増えました。外で過ごす時間が長いので、帽子は本当に欠かせないですね。
UVカットだけでは不十分?大切なのは「熱を逃がすこと」

日比野:熱中症対策という視点で考えると、紫外線を防ぐことも大切ですが、それだけでは足りないんです。
小林:帽子の中に熱がこもらないことが大切ですよね。
日比野:極端な例ですが、フェルト素材の帽子は紫外線をほとんど通しません。UV対策としてはとても優秀です。
小林:でも真夏の熱中症対策としては…。
日比野:そう!熱を逃がしにくいので、帽子の中に熱がたまりやすいんですよね。熱中症対策として帽子を選ぶなら、「紫外線を防ぐこと」と「熱を逃がすこと」の両方を意識してほしいですね。
小林:蒸れは一番の大敵です。最近は湿度の高い日も多いので、通気性の良さはすごく重要!ぜひポイントとして押さえてもらえたらと思います。
実は逆効果?黒い帽子は熱中症対策に向かない?

小林:黒い帽子は暑いというイメージがありますが、実は色だけで判断できるものでもなくて。
日比野:そうそう、確かに黒は熱を吸収しやすい色ですが、それ以上に重要なのは素材や構造です。
小林:例えば通気性の高い素材やメッシュ構造を採用している帽子なら、黒でも快適にかぶれるものはあります。
日比野:逆に、熱を逃がしにくい厚手の素材や防水性の高い素材は、色に関係なく暑く感じやすいですね。
熱中症対策のための正しい帽子の選び方

以下のポイントを押さえて、自分にぴったりな帽子を選んでみて。
1. 通気性の良さ
日比野「熱中症対策で特に重要なのが、帽子の中に熱をため込まないこと」
小林「蒸れはダイレクトに熱中症リスクにつながります。紫外線を防げても熱がこもってしまう帽子は注意が必要です」
2. 軽量性
日比野「近年は軽量素材を使用した帽子へのニーズも高まっています」
小林「長時間かぶることを考えると、帽子そのものの重さも快適さに大きく影響します」
3. 遮熱性
日比野「日差しを遮るだけでなく、熱そのものを遮る機能もポイント」
小林「最近は遮熱素材を使用した帽子も増えており、猛暑対策として注目されています」
4. 首元までカバーできること
日比野「顔だけでなく、首の後ろの日焼けや暑さ対策も重要」
小林「特にフェスやキャンプ、アウトドアシーンでは首元を覆えて守れるアイテムが活躍します」

小林:あとは、夏は少しゆとりのあるサイズ感を選ぶと、通気性が良くなりますよ。
日比野:頭と帽子の間に空間を作ることで、熱がこもりにくくなるんです。快適さという意味でもおすすめですね。
熱中症対策におすすめの帽子7選
熱中症対策の帽子を探している人へ。オーバーライドで買える今季のおすすめを厳選して紹介します。
通気性と軽さを重視するなら「REP BREEZYシリーズ」

特殊な織り構造によって高い通気性を実現したREPBREEZYシリーズ。風を通しながら紫外線をカットし、真夏の屋外シーンでも快適なかぶり心地を目指しています。
通気性重視の軽量アドベンチャーハット

No.263090001 ¥5,500(税込)
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日比野「軽さと通気性を重視するなら、まずおすすめしたいアイテムです。広めのつばで日差しをしっかり防ぎながら、ベンチレーションによって帽子内部の熱を逃がしやすい設計。キャンプやフェス、レジャーシーンにおすすめです」

風通しをよくするベンチレーション部分には、サングラスをかけることもできて一石二鳥。

内側はドライタッチなメッシュ素材を使っていて、涼しいかぶり心地。
気持ちよくかぶれるキャップ

No.264090002 ¥4,950(税込)
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日比野「伸縮性のある素材を使い、軽量ながらフィット感のあるかぶり心地が特徴。ランニングやウォーキングなど、アクティブなシーンでも活躍します」

眩しさを防ぐフラットで大きめのバイザーや、薄く軽量な生地で長時間かぶってもストレスフリー。
キャップにオンするネックシェード

No.263090003 ¥3,070(税込)
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日比野「昨年も違う生地で販売していたのですが、想像以上に反響があったアイテム。手持ちのキャップに取り付けられるシェードで、首元の日除け対策を手軽にプラスできます。夏のアウトドアやフェスにもぴったり」

手持ちのキャップのアジャスターベルト部分に通して固定できる.


端が長くなっているので、結んだり垂らしたりといったアレンジが可能。
涼しさと日除けを両立したキャップ

No.262090238 ¥7,920(税込)
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熱中症対策に欠かせない「遮熱性」と「通気性」に着目して開発されたHEATLOCKシリーズ。顔まわりや首元の日差しをしっかり防ぎながら、熱をため込まない設計で、真夏のレジャーやフェス、アウトドアシーンにも活躍します。

小林「数年前までは、こうした機能性の高い日除けアイテムは不人気と言われていました。でも最近は、機能性も含めてファッションとして受け入れられるようになってきています。接触冷感・UVカット・撥水機能を備えた高機能キャップです」

日除けアイテムでありながら、スカーフ感覚で取り入れられるデザインも魅力。取り外し可能なスカーフ部分は肌触りの良さにこだわった、柔らかいメッシュ生地。

二重構造で、風を通しやすい設計。

大判のシェード部分は、スカーフを巻いたようなレトロさが一周回って今っぽい雰囲気。
機能性を追求したシェード付きハット

No.262090237 ¥6,930(税込)
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小林「こちらは熱中症対策をテーマに開発されたハット。前方は紫外線を防ぎながら、後方は大胆なメッシュ仕様にすることで熱を放出しやすい構造に。顔まわりのUV対策と通気性を両立したアイテムです」

後ろが長くなっていて、首元を守ってくれるデザイン。

くるくると巻いて留めれば、違った雰囲気に。
遮熱・遮光を重視したChapeau d’ Oのハット

大人の女性に向けて、機能性と上品なデザインを両立したシャポー ド オーの日除けハット。遮熱・遮光機能を備えながらも、いかにも機能帽子には見えない美しいシルエットにこだわり、日常使いしやすいアイテムに仕上げています。
エレガントなのに高機能ハット

No.262060218 ¥15,400(税込)
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小林「見た目は上品なハットなのに、実はしっかり熱中症対策ができるアイテム目指しました。遮熱素材を裏地として使う方法も検討しましたが、生地に厚みが出たり、機能アイテムらしい見た目になりすぎてしまったりする課題が。

そこで採用したのが、遮熱効果のある特殊糸を自社オリジナル生地に織り込む方法です。日傘レベルの遮熱性能を追求しながら、機能性を感じさせすぎない上品なデザインに仕上げています。発売後は完売し、再販待ちがたくさんいらっしゃるほどの人気アイテムです」

スカーフのようにひらっと落ちる後ろのブリムで首元もガード。あご紐はゴールドの金具がきれいめな印象。

ブランドネームのプリントが施されたオリジナルの裏地も、ファッション性へのこだわりのひとつ。
まるで日傘のような日除けハット

No.262060219 ¥17,600(税込)
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小林「こちらも同じ裏地を使用した、一級遮光と遮熱機能を備えた高機能ハット。昨年から人気の高い定番モデルです。広いつばで顔まわりから首元までしっかりカバーしながら、高いUVカット性能を実現。夏の日差し対策を重視したい方におすすめです」

あご紐は、取り外しができる仕様。ブラックの裏地が上品かつクール。
熱中症対策の帽子を探すなら帽子専門店へ
熱中症対策として帽子を選ぶなら、紫外線を防ぐことだけでなく、「熱を逃がすこと」が重要なポイント。通気性や軽量性、遮熱性など、自分が過ごすシーンに合った機能を選ぶことで、夏の外出はより快適になります。
今年の猛暑に向けてオンラインストアで、お店で、自分に合った1点を探してみてはいかがでしょうか。
※出演スタッフやコメント詳細は、2026年6月時点の情報です。
Words: Mai Otsuki Photos: Masaya Uemura Edit: Ami Nanjo(CRESCE.Inc) , Hanna Amasu(CRESCE.Inc)






