Q&A about hats and caps -お手入れ・保管編-
帽子が好きな方も、これから挑戦したいという方も、もっと帽子を楽しんでいただくために。オーバーライド 公式Instargamに寄せられたお悩みやご質問への答えをまとめました。
今回は「お手入れ・保管編」。意外と知らない帽子の美しさを保つためのケアや保管の方法をご紹介します。
Q1.帽子の普段のお手入れ方法を教えてください。
Q2.洗えない帽子の臭いをケアする方法を教えてください。
Q3.ハットのツバがよれてしまったときは、どうすればよいですか?
Q4.シーズンオフの帽子の保管方法が知りたい!
Q1.帽子の普段のお手入れ方法を教えてください。
帽子の表側
ベレー帽やフェルトのハットなど、ウール素材のアイテムは、帽子ブラシで埃を払うのがベスト。一本持っていると、さまざまな帽子に使えるのでおすすめです!
帽子ブラシをお持ちでない場合は粘着テープなどでもホコリ取りはできますが、毛羽立ちやすいので注意が必要です。お手持ちの服などで粘着力を弱めてから、優しく軽くペタペタさせる程度にしましょう。
帽子の裏側
裏側は、スベリと呼ばれるオデコがあたる部分(写真の赤マル)が、汗やファンデーションで汚れがちです。
汗が色落ちや変色の原因になってしまうことも多いので、水で濡らして固く絞った布でスベリをこまめに拭いてケアしましょう。拭いた後は、風通しの良いところで陰干しし、よく乾かしてから着用してください。
何より一番おすすめしたいのは、帽子に汚れが付いてしまうのを未然に防ぐこと。帽子を被り始めるとき、スベリに「ハットリフレッシャーバンド」を貼れば、汚れたときは外して洗濯機で洗うことで清潔な状態が保てます。
Q2.洗えない帽子の臭いをケアする方法を教えてください。
市販の消臭スプレーをお使いいただいて構いませんが、その場合は香りを足して消すものではなく、臭いを元から消すタイプのものがおすすめです。
使用できる布の素材をよくご確認いただいてから、シミなどにならないよう気をつけてお使いください。
オーバーライドで販売している「ハットリフレッシャー」は、さまざまな素材の帽子にお使いいただける便利なアイテムです。日頃から使用前と使用後にシュッとスプレーしておくとより効果的。表側にかけると、汚れを防ぐ効果も期待できます!
Q3.ハットのツバがヨレてしまったときは、どうすればよいですか?
型入れしているハットは湿気に弱いものが多いので、雨などの水濡れにはお気をつけください。万が一濡れてしまったときはすぐにタオルなどで水分を拭き、形が崩れないように整えてよく乾かしてください。
それでもツバが曲がってしまったときの対処法として、以前カタログ制作時に伺った、帽子職人さん直伝のテクニックをご紹介。
曲がった部分に霧吹きで水をかけ、ハンカチなどの布で挟み込み、押し付けるようにしながらアイロンをかけると綺麗に。霧吹きがない場合は、濡らしたハンカチで包んでもOKです。
Q4.シーズンオフの帽子の保管方法が知りたい!
ハット類は、厚紙などで作った筒に逆さまに入れておくのが型崩れしにくくおすすめです。重ねる場合は、ハットに巻かれたリボンと同じくらいの幅の厚紙で作った筒をはめてから重ねると、リボンにシワができません。
重みで型崩れしやすくなってしまうので、乗せるのは3個ぐらいまで。そして、通気性の良い場所で保管してください。
布製の帽子は、新聞紙などの薄い紙を丸めて軽くつめておくと、型崩れしにくくなります。麻は特にシワになりやすいので、お気をつけください!
オーバーライド各店では、基本のお手入れ方法をまとめた「HAT CARE BOOK」をご用意しています。ご希望の際は、お気軽にスタッフへお声がけください。
※在庫切れの際はご容赦ください。
また、オンラインストアでも詳しいお手入れ方法をご紹介しています。帽子の正しい扱い方を知っていただき、お気に入りの帽子を長く愛用してくださいね。