バケットハットとは?ほかのハットとの違いやおすすめアイテム、かぶり方も解説《メンズ・レディース》
帽子の定番になりつつあるバケットハット。最近はさまざまな形や素材のアイテムが登場していて、どれを選べばよいか迷ってしまいませんか?そこで今回は、バケットハットの定義から人気のバケハ系アイテムまでたっぷり紹介!似合う帽子の選び方や上手なかぶり方も解説します。
●目次
バケットハットとは?英語で「バケツハット」
バケットハットと似た形のハット
似合わない人はいない!顔の形別の選び方
おすすめのバケットハット系アイテム11選
バケットハットのかぶり方《前髪あり・なし》
メンズ・レディースのコーデもチェック
バケットハットとは?英語で「バケツハット」
バケットハットのbucketは英語で「バケツ」という意味。台形のフォルムがバケツをひっくり返したように見えることから名付けられました。トップが平らで、短いブリムが下向きに付いているのが特徴です。
素材を問わずバケツ型なら「バケットハット」
コットン生地のアイテムをよく目にしますが、それ以外の素材でもバケツ型の帽子はすべて「バケットハット」に分類されます。たとえば、厚みのあるニット素材のバケットハットは、90’sを思わせるデザインで人気です。
バケットハットと似た形のハット
バケットハットが人気を集めるようになってから、もともとの定義とは少し異なるアイテムも広い意味で「バケットハット」と呼ばれるように。
クローシュハットと呼ばれる下がりつばのハットが人気
バケットハットから派生して、近年はファッション好きの間で「クローシュハット」と呼ばれる帽子がトレンドとして注目されています。
淑女向けの「クロッシェ」が正式名称
cloche(クロッシェ)は「釣鐘」という意味で、ベルのように丸いクラウンと下向きのブリムが特徴。もともとは淑女向けの帽子として作られたものです。
ジャンルを問わず「クローシュハット」がトレンドに
エレガントなイメージの「クロッシェ」に対して、最近はカジュアル、ユニセックスなアイテムも含めて「クローシュハット」と呼ばれることも。特徴はクロッシェと同じ、丸い天井に下向きのブリムです。
あご紐付きにも注目
さらに、バケットハットと並んでここ数年人気を集めているのが、あご紐付きの帽子。
紐付きの帽子といえばアドベンチャーハット
あご紐付きの帽子といえば、アウトドアの定番アドベンチャーハット。広く平らなつばが特徴で、ブランチループと呼ばれる枝葉がひっかけられるループ状のベルトが付いたものが正式。「サファリハット」「ブーニーハット」とも呼ばれます。
バケットハット系のアイテムも紐付きが人気
「紐付き」と「バケットハット」のふたつのトレンドが組み合わさって、紐付きのバケットハットも数多く登場。アクセサリーのように使えるファッション性と、風に飛ばされにくい機能性で人気を集めています。
ストリート系だけでなく、ガーリー、きれいめ、モードに着こなせるアイテムも充実しています。
似合わない人はいない!顔の形別の選び方
以前かぶってみてバケットハットが似合わなかった…という人も、さまざまな形が登場している今は絶好のチャンス。顔の形に合わせたアイテムを選ぶことで、似合うバケットハットに出合いやすくなります。
そもそも自分の顔の形が分からないという人は、顔の形診断で簡単チェックを。
「たまご型」は基本的になんでもOK!
たまご型は、どんな帽子も着こなせるバランスの取りやすい形。ダウンブリムのハットを深めにかぶるトレンドのスタイルに挑戦してみては。
「面長」は横幅を補う形をチョイス
面長の人は、顔の縦幅があり落ち着いた雰囲気。高さがあると長さが強調されてしまうので、周囲が広く存在感のあるアイテムを選んで。トップが平らなバケットハットは好相性。
「丸顔」は縦長シルエットを意識
やわらかい印象の丸顔は、丸みのある帽子がお似合い。横幅が気になるなら高さのある帽子を選んだり、おでこを見せて浅めにかぶったりして縦の長さを補うのがおすすめです。
「ベース型」は直線的なバケットハットがぴったり!
ベース型は、シャープなフェイスラインが魅力。エラが気になりがちですが、直線的なシルエットの帽子なら悪目立ちしません。定番のバケットハットはまさにぴったり。
おすすめのバケットハット系アイテム11選
人気の種類だけあって、オーバーライドでも豊富なアイテムが展開されているバケットハット。定番からデザイン性のあるトレンドアイテムまで、種類別におすすめを紹介します。
定番バケットハットのおすすめ3選
まずはバケツをひっくり返した台形の、いわゆる定番のバケットハットをご紹介。同じ形でも素材によって印象が変わります。
ニューエラはバケットハットも人気
ベースボールキャップが大人気のブランド、ニューエラはバケットハットもかぶりやすいカジュアルなアイテムが展開されています。なかでも「BUCKET-01」はほどよいつばの長さで、最もベーシックなタイプ。
定番の形は素材感で差をつけて
綿100%のランダムなループが特徴のパイル生地を使ったバケットハット。タオルのような素材感とかぶり心地でありながら、適度な固さのつばでだらしなくならないのがポイント。
バケットハットは大人のきれいめアイテムも
細幅のシルクブレードを使った天然素材のようなバケットハット。ラメ感があるブレードを使った上品さを感じる仕上がりで、定番のバケットハットだとカジュアルすぎるという人にも◎。
トレンドど真ん中!クローシュハット系のおすすめ4選
続いては、バケットハットから派生して人気の「クローシュハット」と呼ばれる形をピックアップ。丸みのあるトップと下向きのつばを活かして、目深にしっかりかぶるのがトレンドです。
ざっくりした編み地でやわらかくかぶれるハット
リラックスしたやわらかいシルエットで、バケットハットのようにもクローシュハットのようにもかぶれるアイテム。ざっくりとしたリブ編みで扱いやすく、なんと洗濯機洗いOK。
カンゴールのシンプルなクロッシェ型ニットバケハ
ダンスやストリートシーンで絶大な人気を誇るKANGOLからも、クロッシェ型のニットバケットハットが登場。ワークウエア風のさりげないネームで、テイストを問わず着こなせます。
毎シーズン大人気!NEEDLESのメトロハット
オリジナルの織柄が存在感抜群のメトロハット。下がりつばで丸いトップという点では、こちらも「クローシュ系」といえます。毎年完売必至のアイテムなので、気になる柄はお急ぎを。
カンゴールの定番メトロハットはカラバリも魅力
KANGOLを象徴するベル型の「CASUAL」は、長年ストリートで愛され続けるアイテムです。ベーシックなカラーとシーズンカラーで10色以上の展開があるので、色違いで揃える人も多数。
トレンド×トレンド!紐付きバケット系ハットおすすめ4選
最後に紹介するのは、人気のあご紐付きハット。日常使いはもちろんアウトドアシーンでも活躍するはず。
サマーニット感覚でラフにかぶれる柄編みハット
コットン糸を使った紐付きニットハット。古着のサマーニット感覚でラフにかぶれます。ニットなのに手洗い可なので、自宅で洗って春から夏、秋まで愛用できるアイテムです。
バックアジャスターでフィットするチューリップ
丸い天井と下がりつばのトレンドから、春夏の日除けにはチューリップハットも人気。
チューリップ型はゆったりしたものが多いなか、こちらはあご紐に加えてバックアジャスター付き。フィット感を高めて風が吹く屋外でも快適にかぶれます。
ジャンルレスに人気なデニムチューリップハット
デニム素材のシンプルなチューリップハット。あご紐はリボン結びなら可愛らしく、こま結びにすればカジュアルに。性別や服装を問わず人気で、オーバーライドの新定番になる兆し。
バケット型ボンネットは今シーズン最注目!
顔周りをすっぽりと覆うボンネットタイプの帽子は、ここ数年で人気が拡大中。直線的なバケット型なら甘くなりすぎず、日除けにも◎。洗濯機で洗えて夏の日除けとしても活躍しそう。
バケットハットのかぶり方《前髪あり・なし》
帽子をかぶるときに迷うのが、前髪どうするか。前髪厚めのメンズと前髪薄めのレディースをお手本に、ちょうどいいバランスを探してみましょう。
前髪を厚めに残すなら、分け目に工夫を
帽子をかぶると、前髪が目にかかって重くなってしまうのが気になるところ。おでこを出すのが苦手なら、写真左のようにセンター分けにするのがおすすめ。前髪を残すなら、片方の眉毛が少し見えるくらいの隙間を作りバランスをとって。
ハンパな薄さが気になるなら、前髪なしor厚みを出して
シースルーバングなど薄めの前髪で、帽子をかぶると中途半端になってしまうなら、思い切っておでこを出すのが手っ取り早い方法。前髪を作るなら、斜めに流して厚みを出しましょう。どちらの場合もサイドの毛を残すのがポイント。
帽子をかぶるときの前髪アレンジは、こちらの記事で詳しく解説しています。
メンズ・レディースのコーデもチェック
人気が広がるにつれて種類の幅もどんどん広がっているバケットハット。自分の服にどう合わせるか想像できないなら、帽子をかぶり慣れたスタッフの着こなしを参考にするのがおすすめ。オーバーライド オンラインストアでは、全国のスタッフが日々帽子を使ったコーディネートを投稿しています。ぜひチェックを。
性別や年齢、ファッションを問わず使えるバケットハット。豊富なラインナップが揃う帽子専門店オーバーライドで、自分好みのアイテムを探してみてください!