バケットハットとは？ハットとの違いや似合う人、被り方も解説《メンズ・レディース》

キャップに次ぐカジュアルな帽子の定番アイテム、バケットハット。最近はさまざまな形や素材のアイテムが登場していて、どれを選べばよいか迷ってしまいませんか？

そこで今回は、バケットハットとハットの違いや似合う形の選び方、上手な被り方を解説！さまざまなブランドのおすすめアイテムも紹介しているので、バケハ選びに迷ったらまずこの記事をチェックしてみて。

●目次
バケットハットとは？英語で「バケツハット」
バケットハットと似た形のハット
　①クローシュハット
　②紐付きハット
似合わない人はいない！顔の形別の選び方
おすすめのバケットハット系アイテム11選
バケットハットのかぶり方《前髪あり・なし》
自分好みのバケットハットを探そう！

バケットハットとは？英語で「バケツハット」

バケットハットのbucketは英語で「バケツ」という意味。台形のフォルムがバケツをひっくり返したように見えることから名付けられました。シルエットは台形で、短いブリムが下向きに付いているのが特徴です。

ハットとの違いは「バケツ型」であること

「バケットハット」と「ハット」の違いは、その形。「ハット」は帽子の周囲を囲むようにつばが付いた帽子全般を指すのに対し、「バケットハット」はバケツをひっくり返した形のものだけを指します。

バケットハットと似た形のハット

バケットハットが人気を集めるようになってから、もともとの定義とは少し異なるアイテムも広い意味で「バケットハット」と呼ばれるように。

①クローシュハット

バケットハットから派生して、近年はファッション好きの間で「クローシュハット」と呼ばれる帽子が注目されています。

淑女向けの「クロッシェ」が正式名称

cloche（クロッシェ）は「釣鐘」という意味で、ベルのように丸いクラウンと下向きのつばが特徴。もともとは淑女向けの帽子として作られたものです。

天井が丸く深めの「クローシュハット」がバケハの仲間入り

「クロッシェ」はエレガントなイメージですが、最近は同じような形でカジュアル、ユニセックスなアイテムも含めて「クローシュハット」と呼ばれるように。また、下向きのつばが付いているという共通点から、クロッシェをバケットハットとして選ばれるお客様も増えています。

②紐付きハット

同じくここ数年人気を集めているのが、あご紐が付いたタイプの帽子です。

紐付きの帽子といえばアドベンチャーハット（サファリハット）

あご紐付きの帽子といえば、アウトドアの定番アドベンチャーハット。広く平らなつばが特徴で、ブランチループと呼ばれる枝葉がひっかけられるループ状のベルトが付いたものが正式。「サファリハット」「ブーニーハット」とも呼ばれます。

バケットハットも紐付きが人気

「紐付き」と「バケットハット」の2種類のトレンドが組み合わさって、紐付きのバケットハットも数多く登場しています。アクセサリーのように使えるファッション性と、風に飛ばされにくい機能性が人気の理由。

似合わない人はいない！顔の形別の選び方

以前被ってみてバケットハットが似合わなかった…という人も、さまざまな形が登場している今は絶好のチャンス。顔の形に合わせたアイテムを選ぶことで、似合うバケットハットに出合いやすくなります。

そもそも自分の顔の形が分からないという人は、顔の形診断で簡単チェックを。

「たまご型」は基本的になんでもOK！

たまご型は、どんな帽子も着こなせるバランスの取りやすい顔の形。ぜひ、ダウンブリムのハットを深めに被るトレンドのスタイルに挑戦してみて。

「面長」は横幅を補う形をチョイス

面長の人は、顔の縦幅があり落ち着いた雰囲気。高さがあると長さが強調されてしまう場合があるので、周囲が広く存在感のあるアイテムを選んで。トップが平らなバケットハットは好相性。

「丸顔」は顔になじむシルエットを浅めに被って

やわらかい印象の丸顔は、クローシュハットなどフェイスラインになじむ丸みのある帽子がお似合い。横幅が気になるなら高さのある帽子を選んだり、おでこを見せて浅めに被ったりして縦の長さを補うのがおすすめです。

「ベース型」は直線的なバケットハットがぴったり！

ベース型は、シャープなフェイスラインが魅力。エラが気になりがちですが、直線的なシルエットの帽子なら悪目立ちしません。定番のバケットハットはまさにぴったり。

おすすめのバケットハット系アイテム11選

人気の種類だけあって、オーバーライドでも豊富なアイテムが展開されているバケここから、帽子専門店オーバーライドで買えるおすすめのバケットハットを紹介します。バケツをひっくり返した定番のバケット型から流行のクローシュハット、チューリップハットまで幅広くラインナップ！

ドジャースロゴのニューエラはバケハも注目

ベースボールキャップのブランドとして有名なニューエラ。MLBロゴのアイテムはキャップだけではありません。キャップだとスポーティになりすぎるのが気になる人は、バケットハットを選んでみては？注目チームはやっぱりドジャース。

スポーティに着こなすアディダスのバケットハット

綿誰もが知るスポーツブランドのひとつ、アディダスのバケハはスポーツMIXコーデに取り入れやすいシンプルなデザインが魅力。肌触りの良いコットン100％の生地も、年中被るには嬉しいポイントです。

バケ独特なタオル生地にハマる！カンゴールのバケハ

タオル地のような「BERMUDA」素材はカンゴールの定番のひとつ。特徴的な素材に対してクセのないBUCKET型はシンプルで使いやすいスタイル。カンゴールにストリートのイメージを抱く人もいるかもしれませんが、イギリスの歴史あるブランドでどんなファッションにもマッチしますよ。

合成皮革のバケットハットならきれいめにも◎

リラックスしたやわらかいシルエットで、バケットハットのようにもクローシュハ最近注目されている素材のひとつが、レザー。なかでも合皮はつるんとした表面と扱いやすさが魅力的です。上品なツヤ感のある素材は、バケットハットのカジュアルなイメージを抑えて大人のきれいめコーデにもマッチします。

ベロア素材でエレガントな雰囲気に

ベロアの素材感と、下向きのつばが上品な印象を演出してくれるアイテム。光沢感を抑えているので、きれいめとカジュアルのバランスが絶妙。どちらのファッションにも合わせやすくなっています。取り外し可能なあご紐も、おしゃれなポイント。

つば広めのバケハなら日除けもばっちり

秋になってもまだまだ日差しが気になるところ。でも、大げさなつば広ハットは気が引ける…そんなときにおすすめしたいのが、少しつばが広めのバケットハット。落ち着いたカラーで、カジュアル、フェミニン、マニッシュと毎日のお出かけコーデの相棒に！

トレンド感たっぷり！かぎ編みクローシュハット

Kこの春夏にますます注目度がアップした帽子、かぎ編みのニット帽。ダウンブリムのクローシュ型、紐付きと、トレンド要素をたっぷり盛り込んだおしゃれ度の高いアイテムです。綿アクリルのさらっとした素材なので、暑い季節から秋冬まで被れます。

普段使いできるサウナハット

アドベンチャーハットのようなブランチループが付いた、アウトドア感たっぷりのハット。この見た目でサウナハット？と疑問に思うかもしれませんが、断熱性のある中綿と撥水性と透湿性にすぐれた生地で機能も◎！デザインと機能を両立した、サウナの外でも使えるサウナハットです。

リブ編みニットの辛口チューリップハット

つばが短めのチューリップハットは、クローシュハット感覚で被れて今っぽい雰囲気。しっかりとした質感のリブ編みニットもこなれ感に一役買っています。温かみがありながらすっきりとした見た目で、肌寒い日にさらっと被りたいアイテムです。

ジャンルレスに人気なデニムチューリップハット

性別やファッションのジャンルを問わず人気のオーバーライドの新定番、デニム素材のシンプルなチューリップハットです。あご紐はリボン結びなら可愛らしく、こま結びにすればカジュアルに。程よい長さのつばは、紫外線対策にも活躍します。

アウトドアにぴったりのつば広+あご紐付き

普通のバケットハットでも十分アウトドアシーンで活躍してくれますが、機能性を求めるなら耐久性の高い素材や広いつば、しっかり留まるあご紐など、便利なポイントにこだわって。デザイン自体はすっきりしているので、街中でも違和感なく被れます。

バケットハットの被り方《前髪あり・なし》

帽子を被るときに迷うのが、前髪どうするか。前髪厚めのメンズと前髪薄めのレディースをお手本に、ちょうどいいバランスを探してみましょう。

前髪を厚めに残すなら、分け目に工夫を

帽子を被ると、前髪が目にかかって重くなってしまうのが気になるところ。おでこを出すのが苦手なら、写真左のようにセンター分けにするのがおすすめ。前髪を残すなら、片方の眉毛が少し見えるくらいの隙間を作りバランスをとって。

ハンパな薄さが気になるなら、前髪なしor厚みを出して

シースルーバングなど薄めの前髪で、帽子を被ると中途半端になってしまうなら、思い切っておでこを出すのが手っ取り早い方法。前髪を作るなら、斜めに流して厚みを出しましょう。どちらの場合もサイドの毛を残すのがポイント。

帽子を被るときの前髪アレンジは、こちらの記事で詳しく解説しています。

ぶかぶか・ずれるときはサイズ調整テープの活用も

最近はゆったりめのバケットハットが好みという人も多いですが、ぶかぶかだとずれやすいという悩みも。スベリがついている帽子には、ほとんど内側にサイズを調整できるアジャスターが付いているので、手持ちの帽子を確認してみて。

アジャスターが付いていなかったり、調整しても大きすぎたりするときは、サイズ調整テープを内側に貼るという方法も。シルエットはそのままでフィット感をアップさせられます。

自分好みのバケットハットを探そう！

人気が広がるにつれて種類の幅もどんどん広がっているバケットハット。自分の服にどう合わせるか想像できないなら、帽子を被り慣れたスタッフの着こなしを参考にするのがおすすめ。オーバーライド オンラインストアでは、全国のスタッフが日々帽子を使ったコーディネートを投稿しています。ぜひチェックを。

性別や年齢、ファッションを問わず使えるバケットハット。豊富なラインナップが揃う帽子専門店オーバーライドで、自分好みのアイテムを探してみてください！