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帽子の収納方法アイデア集!吊り下げはNG?専門店おすすめのおしゃれ術《100均グッズも活用》

帽子の収納方法アイデア集!吊り下げはNG?専門店おすすめのおしゃれ術《100均グッズも活用》

デイリーに活躍する一軍のものから、お出かけ用に取ってあるお気に入り、シーズンオフで眠っているものなどなど…。気がつけば案外かさばってしまうのが、帽子を収納するときの悩みのタネ。今回は、帽子専門店オーバーライドがそんなお悩みを一気に解決。省スペースで正しく保管、しかもオシャレ!な収納方法をまとめました。

●目次
帽子の収納・保管の基本
 かぶったあとは一時的に吊り下げor風通しの良い場所に
 型崩れを防ぐ収納・保管のポイント
 帽子箱の活用方法
 帽子箱がなくても大丈夫!ハットの保管方法
帽子専門店スタッフによるおしゃれな収納・保管アイデア
 専門店スタッフ定番の収納・保管方法
 家にあるものや100均グッズを使った収納・保管アイデア集
帽子専門店スタッフが絶対やらない「それNG!」な収納・保管の仕方
不要になった帽子は回収サービスを活用しよう

帽子の収納・保管の基本

まずは基本から。お気に入りの帽子を長く楽しむための正しい収納・保管方法をチェックしてみて。

かぶったあとは一時的に吊り下げor風通しの良い場所に

一時的に吊り下げておいて、風を通すのがベスト。頭は思った以上に汗をかく場所。脱いだあとすぐにしまってしまうと、湿気が残りカビや匂いの原因になることも。しばらく乾燥させてから収納しましょう。写真のようにフックがあると便利です。

※洗濯表示で「平干し」を推奨している帽子は適用外なので注意。特にニットや布でも目が粗く伸びやすいものは吊り下げNGです。その場合は風通しのよい日影に置いておきましょう。

型崩れを防ぐ収納・保管のポイント

帽子に風を通したら、収納スペースへ移動。帽子を片付けるときの基本的なポイントを解説します。

【収納】は同じ型ごとに分けて棚に並べる

同じ型ごとに収納することで、型崩れを防ぎつつ省スペースに。よくかぶる帽子は、湿気がこもらないように通気性のよい棚や帽子ゾーンの一番上など、空気に触れやすい場所に置いて。不織布などを掛けておくとほこりも気になりません。

【保管】は洗濯or除菌スプレーをしてから

帽子の洗い方《洗濯機・手洗い》

シーズンオフのものなどを保管する前は、洗濯表示や注意書きを見て、洗える帽子かどうかを確認します。洗えるものは洗濯してから収納しましょう。洗えないものは、除菌スプレーを吹き掛けたり、額が当たるスベリ部分をタオルで拭き取ったりしてから保管して。

【保管】に最適!専門店の帽子箱

帽子箱に入れておくことで、ほこりやキズ、型崩れ、日焼けを防ぐことができます。素材はプラスチック製よりも通気性のよい紙製がおすすめ。帽子箱はインテリア代わりにも。部屋の見える場所に設置すれば、シーズン中でよくかぶる帽子も、2~3個までなら上に重ねることができるので一石二鳥です。

帽子箱の活用方法

1.型崩れさせたくないハット

ブリム(つば)があるハットは、そのまま置いておくと重みで変形してしまいます。特にブリムが下向きのものは注意が必要なので、逆さにして帽子箱に入れるのがおすすめ。

2.デッドスペースに!ニット帽やヘアバンド

帽子箱のスペースに、ニット帽やヘアバンドを収納。形を変えられるニット帽やヘアバンドは、緩衝材や形を整える”あんこ”代わりに。

帽子箱がなくても大丈夫!ハットの保管方法

帽子の保管&収納方法(ハット・キャップ・ニット)

厚紙を筒状にして簡単に作ることができる“ヘダテ”と“マクラ”を用意すれば、ハットをきれいな形でキープすることができます。

帽子の保管&収納方法(ハット・キャップ・ニット)

幅広の厚紙を筒状にした“マクラ”を台座にハットを逆さまに収め、細い厚紙を筒状にした“ヘダテ”を置いてからふたつめのハットを同様に重ねていきます。この方法を使えば3〜4個ほどのハットを重ねることができるので、限られたスペースでも収納力◎。

帽子専門店スタッフによるおしゃれな収納・保管アイデア

ここからは、オシャレに見える収納・保管のちょっとしたコツを紹介します。たくさんの帽子を持つ帽子屋スタッフがリアルに実践している、実用度の高いアイデアが満載!

専門店スタッフ定番の収納・保管方法

まずは、帽子屋さんのスタッフの多くがやっているベーシックな収納・保管方法から。

インテリアっぽく引っかけ収納

壁に掛けて空間を活かす、帽子の省スペース収納術の定番。夏の天然素材の帽子など、重みで型崩れしにくい帽子がおすすめです。手に取りやすいので、よくかぶる帽子の収納として。

同じ型をたくさん重ねるだけでおしゃれ

ベレーやニットの平たい型なら、何個重ねても大丈夫。まとめて置けば統一感が出てお店のようなレイアウトに。

キャップはバイザーの向きを揃えて

キャップやキャスケット・ハンチングなど、固いバイザー(つば)があるものは、向きを合わせて保管。型崩れを防止できるうえに、かさばりません。

折り畳めるニットやヘアバンドは袋におまとめ

型崩れの心配がいらないニット帽やヘアバンドは、手持ちのバッグや紙袋にまとめてすっきり収納。写真のようにカゴバッグに入れれば、見た目がかわいいだけでなくバッグの型崩れ防止にもなるダブルケアが叶います。

家にあるものや100均グッズを使った収納・保管アイデア集

続いて、収納グッズや意外なあんなものまで!さまざまな道具を使った収納アイデアをまとめて紹介!

クローゼットの吊り下げ収納ですっきり

壁やラックなどに掛けられて、服や小物を収納できるツール。実は帽子を置くのにも適しています。帽子を入れておく空間が確保できるので、型崩れの防止にも。

ブック・ディッシュスタンドに立てて並べる

目から鱗のスタンドを使った収納術。バケットハット、フライトキャップ、固めのニットハットなど、ある程度しっかりとした素材の帽子なら、こんな収納もあり。重ねる収納で下の帽子にしわができるのが防げるうえに、手持ちの帽子が可視化できて朝の時短にも!

スリッパスタンドがインテリア収納に早替わり

脱いだばかりの帽子や、散らかりがちな小物類を置くのにスリッパスタンドを活用するテクニックです。見た目がおしゃれで通気性も確保してくれる優れもの。帽子の種類によっては長時間掛けていると型崩れの原因になるので、乾いたら保管場所へ移動させて。

ぬいぐるみにかぶせちゃう!

帽子の収納・保管の常套手段でもある“掛ける”を、ぬいぐるみでも試してみたら、部屋の一角が癒し空間に…!見慣れたぬいぐるみの、いつもと違う帽子姿に心も和む、ちょっとした保管に便利なアイデア。

帽子専門店スタッフが絶対やらない「それNG!」な収納・保管の仕方

最後に、意外とやってしまいがちなNG パターンをご紹介。型崩れの直接的な原因になるので、要注意です!

ブリム(つば)を洗濯バサミで挟むのはNG!

洗濯バサミで挟むと、帽子に跡がついてしまう恐れが。吊り干し可の帽子であっても、内側のスベリ部分などを挟むようにしましょう。平干し推奨の帽子なら、吊るさず風通しのよい場所に置いてください。

また、帽子を長いあいだ掛けたままにしておくと、型崩れの原因になります。フックなどに掛けるのは、一時的に帽子を風に当てるときや、よくかぶる帽子だけにしましょう。

不要になった帽子は回収サービスを活用しよう

帽子の整理整頓に困ったら、このページを見返してみてください。きっとヒントが見つかるはず。また、オーバーライドでは一部の店舗で不要な帽子の回収サービスも行っています。かぶらなくなった帽子はリサイクルして、新しい帽子との出合いを楽しんでくださいね。

Words: Mai Otsuki Photos: Kazuki Miyamae Edit: Miyuu Takata , Haruna Kato